注目の投稿

F2Pの初心 Dungeoneering ガイド

概説 ゲームの内容 仲間を募って五人までのパーティを作り、入るたびにランダムに生成される迷路をモンスターと戦い、生産スキルも駆使してドアを解錠し、装備や食糧を集めたりパズルを解いたりしながらボスルームへの道を探り、ボスを倒して次の階層へと進む事実上のミニゲーム。Dun...

2015/09/04

F2Pの中級者向けRunespanガイド

概要

Runespanという一種のプレーンで、変わった生き物やノードと呼ばれる物体からルーンエッセンスを採取したり、それを各種ルーンに変えたりする。ルーンの取得時に Runecrafting の経験値が得られる。集めたルーンは Runespan を去るときに強制的にポイントと交換されるが、F2P ではポイントと交換できる賞品はない。Runespan を使い出した時すでに Explorer's ring 4 を得るために Runecrafting レベルはかなりあったし、メンバーでもあったので、さしあたり中層に入れるレベル33以上の PC 向けのガイドにする。あとでもっと調べてから低レベル向けも書き足すつもり。

公式鯖はWorld 38。どこの鯖でもできるが、一緒にやるプレイヤーが多いほどいい。今のところ3鯖が一番仲間がいるようだ。できれば人出の多い時間帯を選ぶこと。

Runespan は三層からなり、下層と中層だけが F2P に開放されている。各層には Platform と称する架け橋で互いにつながった多数の島がある。どの島にも最初に必要なエッセンスを供給する Floating essence、主にエレメンタル・ルーンを供給する esslings、Body から Law までのルーンを供給する esshounds がいる。ただし F2P では Body esshound までしか利用できない。これらの生き物は続けて5つのルーンを供給したあと死ぬが、その時プレイヤーは45個のエッセンスを受け取る。

準備

インベントリに5ないし7の空きスペースが要る。何を着込んでいても支障はない。

行き方

Wizard's Tower の屋上にあるポータルへは、どの Runecrafting Altar にもいるウィザードに話しかけてテレポートしてもらうのがたいてい一番速い。せっかくだから Tiara や Explorer's ring を身につけ28個のエッセンスを持って行って加工してから行こう。塔の屋上には預け入れ専用のバンクチェストがある。他に Draynor のロードストーンから南に歩いて塔を登るか、Runecrafting Guild でトークンと引き換えに買えるテレポートタブレットを使う方法がある。Wizards' Tower の屋上には Runespan 中層への赤いポータルと下層への青いポータルがあるが、F2P では青い方しか使えない。

手順

ポータルから入ってまず最初にすることは宙に浮かぶ石のような Floating essence をクリックして25個のエッセンスを取ることと、(もし Runespan に来るのが二度目で前回までにいくらかポイントを取得していたら) Wizard Finix から Body までの各種ルーンを10個ずつ買うこと。これらは島から島への移動のほか Yellow wizard から報酬を得るのに使える。使い残しのルーンは Runespan を去る時に同率でポイントに変換されるので損はない。あとはAir・Water・Earthの各 esslings から一回ずつサイフォンしてエッセンスと各ルーンを集める。もしあったら Mind storm ノードから Mind ルーンを10個ほどサイフォンする。それから真西のやや長い島に渡り、そこにいる Mind essling から一回サイフォンしたらジャックと豆の木を連想させる Vine ladderをクリックして中層に移る。

島と島の間の移動には Platform を利用するが、小さい島から大きい島に移動する時以外は Platform の種類によりルーン(と結果的にポイント)を消費する。普通にエッセンスやルーンを集めるだけなら Air ルーンだけを使う Float platform 以外まず利用する必要はない。後述する Yellow wizard 探しをするなら他のルーンも十数個ずつ持っている必要がある。

この Platform の利用で注意することは、渡ろうとした島にあった目的のノードが消えたり、今いる島に同等以上のノードが出現したり、渡ろうとした先にいた Yellow wizard がどこかへテレポートするということがよくあるため、Platform に向かうときは円盤そのものをクリックせずにその手前の地面ないし Platformの載った岩をクリックすることである。そのものをクリックすると渡る直前に利用を取り止めることができない。Platform の利用でルーンを消費することはさほど気にしないでいい。ルーンはそれを取得した時点で既に XP を得ているから、島と島の間の利用で失うのはポイントと時間だけである。

島にはエッセンスと引き換えに各種ルーンを取得できる各種ノードが発生する。発生する地点はたくさんあるがどこに何が発生するか、どのくらいの時間持続するかはランダムである。これらをクリックしてサイフォンすることにより、エッセンスと引き換えに各種ルーンが得られる。F2Pで利用できるのは肉色の風船のような Fleshy growth までで、それが XP を稼ぐ上で最も効率が良い。これは Body rune を取れる。次いで Fire と Air を取れる Fire storm、次いで Earth と Water を取れる Vine である。この三種がないときは Body esshound からサイフォンしてエッセンスと Body rune を取る。Yellow wizard 探しをするなら Body までのどのルーンも取引と移動のために各十数個あるように、Rock fragment や Mind stormなども利用する必要が出てくるかもしれない。

キャンプといって、半数くらいのプレイヤーは一つの島から全く動かない。Vine ladder のある島と Finix のいる環状の島との間を良い Node を求めて行き来する程度なら問題は何もないと思う。Afkする気ならともかく効率を求めるならサイフォン中も絶えず視野を変えて他の島により良い Node が新たに発生していないか注意すること。そうしないと隣の島に良い Node を見つけてもいつからそこにあるかわからない。渡ってもすぐ消えてしまうかもわからないから。また他のPCの動向に注意すること。人数が多いといいのは、他 PC の行動から良い Node を見つけやすいからである。

ノードからルーンを吸っているうちにエッセンスが減ってくるので、Esslings やBody esshound から補充する。良いノードから吸っているのにエッセンスが無くなりそうな場合は Floating essenceから取る。

Yellow wizard

ルーンスパンに入ってきっかり十分後に画面左上に黄色い帽子が表示され、あるウィザードが助けを求めている旨のメッセージがチャット窓に赤字で表示される。

下層には Wizard Finix を別にして Runecrafter's robes を着た十人のウィザードがいる。その一人が黄色いのをまとい、残りは青である。助けを求めているのはその Yellow wizard だが、十人のうちの一人がランダムに Yellow wizard になり、どれが Yellow wizard かは PC (Player character) によって異なる。青服のウィザードは忙しげにメモをとっていたりぼんやり立っていたり男だったり女だったりするが、黄色いのは常に男で手持ち無沙汰気に突っ立っている。彼を見つけて左クリックし"Best Rune"オプションを選択するとどのルーンが必要か判るので、インベントリのそのルーンを彼にUseすると最大10個のルーンと引き換えにXPが報酬として与えられる。このXPはかなりいいので、一度取引したらその時間を憶えておいてお呼びがかかる一分〜一分三十秒前に下層に移動して探しにかかるといい。

青も黄も4分と31.5秒おきに一斉にテレポートで位置を変える。だから探しに行って途中で場所を変えられる可能性はかなりある。

Yellow wizard がどこにいるかのヒントは Finix からも、どの Blue wizardからも得られる。ヒントと言っても居場所がとても遠ければ何の兆候も得られない。その時はとりあえずマップの中央寄りに少し移動してみる。もう少し近いと方向を表示する黄色い矢印がミニマップと足元に表示され、さらに近づくと3D視界にも下向きの矢印が表示される。しかしこの矢印は Wizard に聞いてから30秒かそこらで消える。

ヒントを得るのに Blue wizard の場合"Find Wizard"という左クリックオプションがあるが、Finix の場合はそれがなく、会話を進めないといけない上に、居場所が Runespan 低層の端の方であり、Yellow wizard のところまで時間がかかることが多い。だから Vine ladder を降りたら周囲を見回して Yellow wizard そのものか Blue wizard がいないかどうかチェックし、Blue wizard が近くにいたらそちらで聞いたほうがいい。

Finixから聞く場合の会話オプションは以下の通り。

最初 "Can you help me find something?"
次 "Can you help me find a wizard in yellow robes?"

探しに行く時はミニマップ上の矢印が常に真上に来るように向きを調整しておくと、矢印が消えても方角の見当がつけやすい。Yellow wizardが飛んでいなければの話だが。



Fish Flingers

Distraction and Diversion (D&D)の一つである Fish Flingers について解説する。

概要


プレイグラウンドには四種類の釣り場があり、六種類の魚が競技のつど毎回違う場所で釣れるが、それぞれの魚に最適な仕掛けは毎回違う。中にいるNPCのFishermanからは毎回一種類の魚について釣れる場所と適した仕掛けについて一つのヒントしか貰えない。プレイヤーはそのヒントを頼りに試行錯誤して各釣り場の最適な仕掛けを探し、限られた時間内にできるだけたくさんの魚を釣り上げなければいけない。公式鯖は W89。

本来公式鯖は腕に自信のあるプレイヤーが競い合う場所だったが、今は公式鯖以外にはプレイヤーはいない。ほぼ全員が公式鯖で一つの FC (2flingfish) に入ってヒントや見つけた情報を交換し要領よく XP やトークンやメダルを稼ぐ。

プレイグラウンド (Rellekka の南にある Isla Anglerine という島) に入って競技に参加するにはチケットが必要で、それはルーンスケープ中の各釣り場に立つ NPC に話しかけることにより毎日二枚ずつ貰え、最大十枚まで蓄えることができる。これは目に見えるアイテムの形をとらないので、最初は NPC (Fisherman) に尋ねないと知ることができない。チケットはほかに外で釣りをしている間や中で競技中に与えられることもある。島に行くには Fisherman にテレポートしてもらう。

一回のゲームは Competition (競技) と呼ばれて20分に一度行われ、うち10分間が競技時間で10分間は待ち時間となっている。競技開始前5分になると入場でき、開始前4分になるとヒントを尋ねることができる。一人のプレイヤーは何度尋ねても同じヒントしかもらえないため、良いゲームのためには情報の共有が必須である。FCの参加者全員が自分のもらったヒントを重複を恐れずFCで報告することが求められる。こうしたバラの情報をまとめて整理した状態で公表するのが Compiler という役割で、参加者皆の成績はその回に良いコンパイラがいるかどうかで左右されるし、良いコンパイラがいてもヒントを共有する参加者の総数が少ないと彼にできることは少ない。

また Shooting star の lister が報告をまとめるのに既に整理済の情報を scoper から受け取り再編して公表するのにたっぷり二十分もの時間が与えられるのに対し、このゲームのコンパイラはヒントがだいたい出おわってから開始前まで一分かそこらの時間しかないので往々欠落や間違いがある。

またプレイヤー各人も限られた時間にできるだけの成績を上げなければならないのでしばしば非協力的なことがある。

ヒント


ヒントは魚の種類と穫れる場所およびその回にその魚に適した餌・針・錘の重量の五つからなる。

魚は Bass・Cod・Herring・Pike・Salmon・Trout の六種で、このゲーム内で釣れる魚の重量と現実世界のこれらの魚のサイズとの間には全く関連性がない。

餌には Worm・Maggot (Mag)・Cricket (Crick)・Locust (Loc)・Green moth (Greenm)・Grey moth (Greym)・Crayfish (Cray)・Shrimp の六種があり、針にはStandard (Std)・Slim・Large (L)・Double (Dbl)・Bone (B)・Wooden (W)の六種がある。

針の Standard と Slim、Large と Double、Bone と Woodenはそれぞれ特性が近いとされ、餌の Worm と Maggot、Cricket と Locust、Moth 二種類、Crayfish と Shrimpは互いに姿が似ていて、また Worm と Shrimp (赤)、Maggot と Cricket (茶)、Locust と Green moth (緑)、Grey moth と Crayfish (灰)は互いに色が似るので同じ魚に対し近い結果が出るとされる。

錘は1・2・3の三種類しかないが、それを組み合わせて1から6までの重量にする。これは岸からスポットまでの距離に対応し、ヒントとしては近・中・遠のどれに入るかを知らされるだけである。

これら仕掛けの組み合わせを Tackle または Combo (Combination) と称する。仕掛けの特定の魚種に対する適否は0%から100%までに分類され、パーセンテージが高いほど良い成績が得られる (詳細不明、しかし少なくともメダルをもらう条件ではある)。

ゲームに参加者が大勢いて良いコンパイラと良い報告者がいる時は刻々と100%の組み合わせが報告されるので、参加者はこれらの問題に頭を悩ませる必要がない。
そうでない時は試行錯誤しなくてはならない。そのテクニックについては RS Wiki などの解説を読んでください。

評価


プレイヤーに対する評価にはトークンとメダルとがある。トークンは基本的に釣り上げた魚の数により決まる。メダルには Junior Angler・Master Angler・Whopper・Team Player の四種類がありそれぞれ100%のコンボを三種の魚について見つけた者、六種全部について見つけた者、大魚 (big fish) を三回釣り上げた者、六回仲間を手助けして大魚の釣り上げに協力した者、に与えられる。うまくやれば一ゲームに四つのメダル全部をもらうことができる。また XP は釣り上げた魚の数や総重量その他によって計算され与えられる。

報酬


Fishing outfit4アイテム、Biginner'sからChampion'sまでの五段階のサイズと機能のTackle boxがトークンとメダルの総量に応じて与えられる。トークンは賞品と交換になるがメダルはそうならない。

2013/10/23

RuneScape用語とチャットで使われる略語・スラング

一般的なルーンスケープの用語とその解説です。末尾にネット略語やスラングの解説をつけました。Dungeoneering ガイドの末尾にも略語の解説があるので見てください。

RuneScape 用語


Minigame: 決まった施設で行われる各種のゲーム。ゲーム内で獲得したポイントで様々なアイテムを購入できる。

D&D (Distractions and Diversions): 気晴らしという意味のイベント。全てメンバー専用で、楽して各種スキルのレベルアップができるが、毎日一回とか週一回とか月一回などと回数が限定されている。場所はいつも同じでないことが多い。

スキル (Skill): 多くの RPG で使われているのと同じで、技能を意味する。戦闘関係もそれに含まれるが、特に生産関係に限定した使い方もある。スキラーとかスキリングなどがそうで、前者は戦闘関係のスキルを一切上げず、生産スキルだけを上げているPCを指し、後者は生産スキルを上げることを指す。

PC (Player Character): プレイヤーが作り出し操作するキャラクター。

Alt (Alternative): メイン以外の、あるいは今使っている以外のアカウント (キャラクター) のこと。

NPC (Non-Player Character): プレイヤーにより操作されていないキャラクターで多くは人間ないしヒューマノイドの姿をしている。クエストの開始や何らかの案内のためにゲーム内に置かれ、攻撃不可能。人間の姿でも攻撃可能なものは NPC ではなくモンスターに分類される。

F2P (Free to Play): 無料版のこと。Jagexにとっては RuneScape の無料版プレイヤーの多さが一番の自慢だったが、有料版移行を強力に促すため、無料版のプレイヤーはゲーム内で行ける場所やできることに実に細々とした制限を受ける。

P2P (Pay to Play): 有料版のこと。そのプレイヤーをメンバーと称する。

Membership: 略してMemship、Memともいう。有料版のプレイヤーとして登録された状態。

Dung: Dungeoneering の略語。また Dunge・Dg とも。スキルの一種だがあらゆる点でスキルらしくない。大多数のプレイヤーにより単なるミニゲームとして受け取られている。

Gielinor: このゲームの舞台となる架空の大陸世界。RuneScapeと同義。

EoC (Evolution of Combat): 2012年11月に導入された戦闘システムの革新。

Legacy: EoCに不満なプレイヤーのために EoC 以前のコンバットシステムやインターフェースも選択できるようになっている。それを Legacy mode という。Legacy専用の鯖も幾つかある。

PvP (Player versus Player): PC 同士の交戦。これができる場所はWildernessや、ある種のミニゲームの舞台に限られている。

PvM (Player versus Monster): モンスターを相手の戦闘。

PK (Player Killing): PCがPCを攻撃して殺すこと。

Options (Opt): 任意のスクエアにマウスポインタをホバーさせて知ることのできる、その位置にスタックしたPCの人数 (今はない機能)。

Square (Game Square): RuneScape の地表や、PC が歩くことのできる構造物やあらゆるプレーンには必ずしも目に見えない升目で覆われている。混雑した売買や集団戦の場でどれほどの PC が一定の面積に視認されるかはこのスクエアのサイズに規定され、また Melee や Ranged・Magic などの攻撃可能な距離もこのスクエア数により規定されている。PCは一つのスクエア上に同時に百人でもスタックして立つことができる。

Plane: 次元のようなもの。RuneScape の地表には表れていないし地下でもない、多くは特定のポータルを介してしか行けない。Runecrafting alter の内部がそうだし、他にも有料版ゲーム領域には複数ある。

スタック (Stuck): 同じスクエアに複数のPCや複数のアイテムが重なって存在すること。PvP 領域で複数のPCが意図的に同一スクエアに立って敵を待つ戦法をDeath Dotという。また、矢やコインなどインベントリの同じスロットに複数重ねて入るタイプのアイテムをスタッカブルなアイテムと呼ぶ。

インベントリ (Inventory): Backpack ともいう。PCが常に持ち運ぶ荷物スペース。28のスロットがある。

Wilderness: F2P 領域の北に拡がる広大な荒地。全域が PvP 可能である。南の非 PvP 領域との境界には低い崩れたような塀があり、警告表示が立てられている。この塀を飛び越えて一歩進めば PvP 領域である。PCがここで死ぬと最も高価なもの三アイテムと Prayer で保護されていた一アイテムと Toolbelt の道具と Money pouch の現金と一部のアイテムを除き全装備と持ち物を落とす。

Scam: ペテン。取引で相手を騙したり、初心者を甘言で釣ってPVP領域へ連れ込み殺して持ち物を奪ったりすること。なくしたものを取り返すことはできないので、うまい話には用心してかかること。

Hack: 他人の RuneScape アカウントに、巧みに聞き出した個人情報などから、あるいは騙しサイトで入力させた情報から不正にログインして、持ち物や銀行から引き出した資産を自らのアカウントに移したりすること。Beggarがよく言い訳に使っている。

Beggar: クレクレ君。他のプレイヤーに金やアイテムをせびることは禁じられていないが、うっとおしいので嫌われる。幾ら金回りが良くてもこういう連中に金品を与えてはいけない。

Freeloader: タダ乗り野郎。ミニゲームやD&Dなどにおいて、他のプレイヤーからの役に立つ情報や助力を頼るだけ頼って一切フィードバックを行わないプレイヤーをさす。

Bot: Macro ともいい、プレイヤーの操作を代行する外部ソフトウェアまたはそれにより行動するPC。実行者は Botter とか Macroer と呼ばれる。以前ははびこっていたが、Jagex が BotWatch を導入し、監視範囲を広げてからは大幅に減った。

Gold Farming: 主として Bot を使い集めた物品をゲーム内通貨に換え、それをプレイヤーに売ることにより現実の通貨を得ること。生活費の安い中国のような後進国では一種の産業として成り立つため、しばしば大がかりに行われていた。今でも個人として行う者は少なからず存在すると思われる。

RWT (Real World Trading)、現実世界の金銭の授受を伴うゲーム内取引。Real Money Tradingともいう。

Money sink: ゲーム内通貨の価値減少、すなわちインフレーションを防ぐために運営者が取り入れている手段。建築スキルで必要とされる法外な製材費用とかプレイヤーが自分たちで生産できない金箔とか石材とか地下室に配置するためのモンスターなどが代表的。これらによりゲーム内の余剰通貨を回収することで通貨価値の安定を計っているが、効果はなかなか上がっていない。

Riot: 暴動。運営に対する不満の表明として時たま行われる。大抵ゲームシステムに対する大きな変更の際に起こる。暴動というと放火や商店の略奪、権力の手先つまり警官などとの暴力的対決などが連想されるが、RuneScapeでは普段からプレイヤーたちは窃盗・放火・兵隊殺しなどできることは何でもやっているしできないことは逆立ちしてもできないので、このゲームでいう暴動とは特定の鯖の大きな街など普段から人の集まるところに大勢で集まり、皆で Autotyper マクロを使ってスローガンを Local chat で繰り返し流し、鯖に負担をかけ、普通の活動をしているプレイヤーに大迷惑をかけるだけのことである。

Autotyper: 一種のマクロで、同じローカルメッセージを繰り返し送るのに使われる。売買や Wilderness での大規模なチームPKで主に使われる。厳密に言ってルール違反であるが売買目的ならたいてい大目に見られる。

Pmod (Player moderator): 通常のプレイヤーのうち、特にゲーム内素行が良く活動的で初心者に親切な者から選ばれてある程度の特権を与えられ、ルール破りの防止や初心者の指導のために使われる者。ゲーム内で発言するとメッセージの頭に白い (あるいは銀色の) 王冠アイコンがつくことからそれと知られる。

Jmod (Jagex moderator): 会社から与えられたアカウントでゲームにログインした Jagex 社員。メッセージの頭に金色の王冠アイコンがつく。彼らはその際どのようなスキルレベルでも選ぶことができる。

Warrior: 戦士。剣や槍など白兵戦用の武器や防具を装備したプレイヤー。または特にそのスキルに優れた者。

Mage: メイジ、魔法使い。Magicで戦うための武器や防具を装備したプレイヤー。

Ranger: 弓矢やその他の投射武器やそれに適した防具を装備したプレイヤー。Archerとも言う。

Noob: その昔IRCなどで使われていたNewbieが変化した言葉。初心者・新米ということ。多くの場合侮蔑的意味で使われる。わずかにレベルが下でも初心者めいた間違いを犯しても単に運がなくて負けてもそう呼ばれる。また単に同じプレイヤーが持つ新しいアカウントを指すにも使われる。

IRC (Internet Relay Chat): 非常に古くから使われている文字ベースのチャットシステム。過去の遺物に近いシステムだが、コンピュータ/ネットワーク関係者やゲーマーが未だに使う他、軍隊の前線でも活用されている (Tactical Chat)。日本のRuneScape仲間でも使われていた。最近でもIRCNet系の#runescape-jpに利用者がいることがある。

クラン (Clan): 元はスコットランドの氏族のこと、広義には一族・一党さらには仲間など。同好ゲーマーの集団としてのクランは id Software が募った Quake プレーヤーたちのグループに始まる。

Friend(s): 気の合う PC や連絡を保ちたい PC を登録 (Add) してオンライン状態を知ったり個人的メッセージを交したりできる。

OSRS, 07Scape: Oldschool Runescape のこと。2007年夏の Runescape 2のシステムバックアップを使い、若干の改善をほどこしクエストやアイテムなどを追加したバージョン。2007年秋の Wilderness やトレードに関する一大アップデートが大失策で多くのプレイヤーを失ったが、Evolution of Combat で更にゲームを離れるプレイヤーが増えたため、彼らの受け皿として (?) オープンした。当初はメンバーオンリーだったが今はF2P版もある。

ネット略語・スラング集


ルーンスケープに限らないが、英語ワールドで良く見る表現を解説してみます。
汚い表現や普通の辞典に載っている表現は省きました。

Afaik (As far as I know) : 自分の知る限り
Afk (Away from keyboard) : 食事中とか
Atm (At the moment) : 現在のところ
Brid (Hybrid) : 三種類のクラスで使える装備、二種類か三種類のクラスの装備を準備して切り替えながら戦うこと
Brb (I'll be right back) : すぐ戻る
Bro (Brother) : 初対面でも使う軽い親しみの表現
Chillax (Chill + Relax) : 落ち着け
Clanny : クランメイト
Cya (see ya) : またな
Dunno (I don't know)
Fyi (For your information) : 参考までに
Gf (good fight) : Fist of GuthixやClan Wars等のサシ勝負の後そう言うのが礼儀とされていた
G2g (Got to go) : 行かなくちゃ
Gratz, Gz (Congratulations) : おめ
Hbu (How about you) : お前はどうなんだ(スキルレベルを聞かれた時など)
Idk (I don't know)
Ikr (I know right) : 分かってる
Imo (In my opinion) : 自分としては~思う
Irl (In real life) : 現実の生活では J/k (Just kidding) : ふざけただけ
Lf (Looking for 〜) :
Lol (laughing out loud) : 大笑い roflとかlmaoなども大笑いの表現
Meh : 何でもいい、どれでもいい、かまわない
Mhm : 同意
Mmk, Mk : うむOK
Mob (Mobile object) モンスター
Nerf : 弱く調整する、ゲームバランスなどについていう
Np (No problem)
Nty (No thank you)
Nvm (Never mind) : 気にするな
Omw (On my way) : 移動中
Plox (Please)
Soz : Sorryの一種バカっぽい言い方
Sup (What's up?) : どうしてる?とかの軽い挨拶
Tbh (To be honest) : 正直な話
Thx (Thanks)
Ty (Thank you)
Tysm (Thank you so much)
Yolo (You only live once) : 思い切って行けとか
Yw (You are welcome) : いいってこと
W/c, Wc (Wrong chat) : Local-Cc-Fcなど書き込むチャンネルを間違えた
W/e (Whatever) : ともかく
Wb (Welcome back) : お帰り
Wdym (What do you mean?)

2013/07/22

ブラジルポルトガル語鯖の解説

最近ではこんな状態で、特にF2P鯖は人が少ないとはとても言えない

ブラジルポルトガル語鯖はプレイヤー人口が少ないためラグが少ないし、たぶん北米西岸にあるためpingもいいです。独語鯖や仏語鯖でも人は少ないかも知れませんが、ヨーロッパにあるので遠いです。
ボットは最も儲かる (従って北米英語鯖で最もボット同士の競争が熾烈な) 場所にだけ存在するため掘ったり伐ったりのリソース採集やさほど儲からない狩場では競争相手が少ないです。
ブラジル鯖は全部で4つしかないので若干のRunite掘りが4つを巡回しながらギルドのリソースダンジョンでAdamantiteも掘っているが、そこ以外ではAdamantiteや三つ並んだ鉄鉱も含めて競争相手はまずいません。EoC以前のBandit Campは結構混んでいました(EoC後は不明)。Asgarnian Ice CaveのIce giantsは滅多に競争相手がいません。


またWildernessではなおさら人口希薄なため、TTやShooting starやAll Fired up!のような平和的目的で行くのに向いています。
(ブラジルのPKerはPKツアーに出る時は英語鯖に行くと思われます。カジュアルPKは起こる可能性はあるでしょう。) 指さんのブログの06年9月17日のエントリにはブラジル人PKチームのSSがあります。「誰々は一番北でやられたのか?」「誰か俺に売れるくらい余分にDeathsルーン持ってね?」「Superに続けよ」などと言っています。


行き方
有料鯖は47・75・101、無料鯖は94
world75.runescape.comとブラウザのURL欄に入力するとブラジルのログイン鯖に繋がります。
そこから四つのうちのどの鯖にも入れます。


一度入るとリロードしないと英語鯖に戻れないので、面倒でそのまま匍語鯖に居続けることになりがちだと思います。メニュー類は完全に英語版と同順に並ぶので見当がつきやすいですが、スピンチケットを使ってXPブーストアイテムや使途限定ランプが当たったり、Fairy ringを使おうとして行き先が分からなかったり、ドロップやスリで得たハーブや種が何だかわからないことがあるでしょう。そこで以下に解読の必要になるかもしれない言葉を解説します。


だいたいの発音
ç (cにヒゲ) s同様にサ行で発音します。
ão オンと読んでいいです。
nha, nho ニャ、ニョ
gue
que チャットではkeなどと綴ったりする。
語頭のr だいたいh同様に発音。
j スペイン語とちがって英語と同じ発音です。


スキル
ゲーム内英語と匍語の本来の意味がかけ離れているケースでは匍語の和訳をつけておきます。
Ataque Attack
Força Strength
Defesa Defence
Combate à distância Ranged
Oração Prayer
Magia Magic
Criação de runas Runecrafting
Condição física Constitution
Artesanato Crafting
Mineração Mining
Metalurgia Smithing 冶金(学)
Pesca Fishing
Culinária Cooking
Arte do fogo Firemaking
Corte de lenha Woodcutting
Dungeon Dungeoneering
Agilidade Agility
Herbologia Herblore
Roubo Thieving
Arco e flecha Fletching 弓と矢
Extermínio Slayer 駆除・根絶
Agricultura Farming
Construção Construction
Caça Hunter
Evocação Summoning


以下、判りにくいものだけ挙げておきます。
地名
Acampamentos do Deserto    Bandit camp
Aldeia dos gnomos arborícolas Tree gnome village
Aldeia dos Videntes Seer’s Village
Ardonha Ardougne
Bruxedos Witchhaven
Essim     Jatizso
Farol Lighthouse
Forte dos gnomos Gnome Stronghold
Fronteiriça Edgeville
Kalabos     Daemonheim
Madeireira Lumber Yard
Mercado Geral GE
Nénão Neitiznot
Pico das águias Eagles’ Peak
Posto Bárbaro Barbarian Outopost
Rottemburgo Burgh de Rott
Runiverso Runespan
Sítio de Escavação Digsite
Terra Selvagem Wilderness



物質
金属
Azulito    Blurite
Ferro    Iron
Prata    Silver
Aço    Steel
Ouro    Gold


木材
Dolorosa    Achey
Carvalho    Oak
Salgueiro    Willow
Teca     Teak
Bordo     Maple
Mogno     Mahogany
Teixo     Yew


ハーブ
Sapolinho Toadflax
Erva Espiritual Spirit weed
Dragoerva Snapdragon
Erva dos Anões Dwarf weed
Caulenosa Felstalk


普通名詞など
ilha island
cidade city
vila village
acampamento camp
castelo castle
selva jungle
carvão mineral coal
lenha logs
cajado staff
bastão battlestaff / Werewolf Agility courseの木の枝
anel ring
barra bar
erva herb
levedura yeast
vitamina ale
vitamina ruim bad ale
jogo game
jogador player
seguidor familiar (follower)



種族
Anõn/Anões Dwarf/Dwarves
Duende Goblin
Fada Fairy
Lobisomen Werewolf
Mortos-vivos undead


動詞
abrir open
armazenar store (familiar)
atualizar reflesh (worlds)
caminhar (para cá) walk (here)
comer eat
denunciar report
encher fill
evocar summon
falar (com) talk (to)
girar (de novo) spin (again)
jogar play
largar drop
matar kill
negociar (com) trade (with)
pegar get
pagar pay
pedir ask/claim


その他
grátis free (no charge)
tudo all
sim yes
não no


簡単会話
沈黙が一番と思うけど、念のため。あと命令形は単数形で書いてあります。複数相手の時は動詞末尾にmをつければよろしい。
やめろ para
放っとけ deixa
黙れ cala a boca
行っちまえ vá embora
何も分らなかった não entendi nada

匍語は話せない não falo em portugues

Shooting star

Shooting star は元は有料メンバー用の Diversions and Distractions (気晴らし) のひとつで、最近無料版でも遊べるようになった。また 2019年1月の Mining and Smithing rework 以来 Mining が AFK 可能な易しいスキルに変わったので、FC に来る人数は減り、Listerも不在になった。

Mining a star at Crafting guild
Crafting guildで星を掘る

概要


各鯖に一個ずつ二時間とちょっとおきに降り注ぐ隕石を POH (Player Owned House) の望遠鏡を使って落下までの時間と落下する地域を予測し、捜索発見し、それを掘って Mining 経験値を得、最後にあらわれる Star Sprite (星の精) からそれまでに掘った星屑と引き換えにコインやルーンなどをもらうゲームである。

落ちる場所は毎回ランダムに変わるが可能性のある場所は決まっており、地域が判れば短時間の巡回またはホッピングで発見できる。これらは偶然に頼って掘るよりも Friends chat (FC) を利用して探す方が確実で効率的だし助っ人も呼びやすいので、Mining スキルを上げたい人は毎日やることを勧める。

FC は star find が適度にゆるくて使いやすい。eyesontheskyという FC があるが勝手に好きな隕石を掘っちゃいけないなど厳しいルールがあるので勧められない。

装備


良い Pickaxe とそれに報酬を受け取れるようインベントリーに三つ以上の空きが必須。また Urn を使うなら Mining urn をかなりたっぷり。

あれば Ring of Wealth と Amulet of Glory を身に着けているとより多くの Uncut Gem が手に入る。また Gem を収納するための Gem bag も。さらに報酬を受け取った後のボーナスを活用するなら、Varrock armour、Mining Urn、Gem bag、鉱山への移動手段など。Skull of Remembrance を持っているとホームテレより速く、Ring of kinship とほぼ同じ時間で銀行に行って報酬を預け堀場に向かえる。Explorers' ring を併用すれば Mining guild なら一分以内に行ける。

FC の利用方法


所要時間はタイミング次第だが、小さい隕石を選んで星の精が出るまで掘るだけなら30分以内で終わる。時間ができたら FC に入って状況をチェックする。"any f2p stars?" などと聞けばいい。ロビーから FC を利用することは許されない。日本時間の朝には FC は活発で多くの鯖から隕石が報告されるが夜でも十分利用可能。隕石のサイズは9から1まで九段階あって、それぞれ Mining レベル90から10までが掘るのに要求され速さは掘り手の数とスキルによるが、掘るに従ってサイズは減少していく。またサイズが小さくなるほど次の層に達する (つまり一段小さいサイズになる) まで時間がかかるようになる。サイズを知るには落ちた星を右クリックして Examine を選択する。また Prospect を選択すると次の層まで何%まで掘れたかがわかる。

(少なくとも Mining and Smithing rework までは) 落下の少し前に FC で地域ごとに星の降る鯖番号が公表されるので常連の掘り手はそれを書き留めて自分の好みの地域に移動しその地域のスポットの一つで待ち受ける。発見したらクリックして第一発見者の特典XPを受け取り鯖番号とスポットとサイズを報告してから別の鯖にホップする。そのスポットで探し終えたら地域内の別のスポットに移動して繰り返す。やがてそれらの報告が FC に集まり始める。それを頼りに他の掘り手も落下サイトに移動して掘り始める。

掘るあいだstar dust (星屑) がインベントリーに貯まるが、200以上には増えない。しかしそれでも XP だけは稼げる。自分に掘れる大きいサイズの隕石を星屑が200貯まるまで掘って、既に星の精が現れている隕石に移動し、話かけて報酬をもらうのが一番時間効率がいいだろう。星屑は売買不可だが銀行に置くことはできるし、別の隕石からの星屑でも報酬と交換してもらえる。星の精はあらわれてから十分後に姿を消す。報酬を貰えるのは一日一回まで。D&D Replay tokenを使っても二回まで。一度200未満の星屑でも報酬を貰ってしまうと、もうその日は星屑を掘り足しても報酬はもらえない。

サイズが大きいほど星屑1当たりのXPも多いので、参加者の多い時間帯には8とか9とかの隕石が報告されると高レベルな掘り師が集まってきてどんどん小さくしてしまう。それを嫌って人の嫌がる砂漠の真中とか高レベル Wilderness に落ちた隕石にも彼らは集まってくる。

さらに報酬交換後15分間は鉱山で複数のoreが一度に掘れる可能性がある。これはルナイトや石材にも適用され、また15分カウントはログアウトで一時停止しログインで再開される。

フリーローディング (Freeloading、タダ乗り) は歓迎されない。少なくとも隕石に到着した時と星のサイズが変わるごとに他人とダブっても FC に報告した方がいい。 報告の様式は鯖番号・場所の略称・サイズ。ブラウザに starfind.net と入力すると、公式フォーラムの最新のスレッドにリダイレクトされる。そこに地域・星の位置その他の略称があるのでそれに従う。ただし F2P 鯖を指す時は f をつけ、またその場の掘り手の人数 (サイズとそれが分かれば星の精が出るまでの時間などが想像できる) も報告する場合が多いが、付けない人も多い。 例: W3f ef s3 3m(iners)

用語


star: 隕石 tubbie: 星の精 (体形から、またはある漫画の登場人物に似ているからという)。telly とも単に alien ともいう。tubbied, tubbedというとtubbyの出た隕石の状態をいう。
eta: Estimated Time of Arrival (次のwaveまでの時間)
wave: 各鯖に一つずつ、多少の時間差をもって降り注ぐ星々を波にたとえていう。
earlies: ある Wave で降る星のうち、早く降るもの。遅いものとの間にだいたい20分くらいの時間差がある。
scoper: 受け持ち鯖をホップしながら望遠鏡を覗いて場所を書きとめ、Lister に報告する役。望遠鏡 (どんな種類でもよい) をPOHに持ち、結果をまとめる要領を知っていれば他にスキルは必要ないので Wave ごとに FC で志願者を募る事が多い。
clanned: 多数のプレイヤーが一つの隕石を掘っている状態。
block: scoperに割り当てられる全部で11か12の鯖をまとめてblockと呼ぶ。
lister: 専用 FC で scoper から報告を受けてリストにまとめ、次の wave について FC で流す役。
scouter: 現地で鯖ホップと各移動手段を駆使して予想地を回り、見つけた隕石につき FC で報告する役。別にこの役は募られない。第一発見者の特典があるから、やる人に事欠かない。
tagging: 他のプレイヤーに先駆けてある隕石を掘ろうと試みること。Mining レベル の75倍の XP を受け取る。
poof: 次の wave が始まって、その鯖に新しい星が落ちた時、古い星はまだ残っていれば消え失せる。それを poof という。W3f akb poof などと報告される。

Scopingのやり方


F2Pでも、以前メンバーだったことがあり、Study に望遠鏡のある POH を持っている人は、Taverley か Rimmington のハウスポータルの近くに立っている Estate agent (今はそれぞれ違う名前を持っている) に頼んで家をメンバー領域から Taverley か Rimmington に移して貰えば、望遠鏡だけは使うことができる。しかしTaverleyのポータルが Lodestone のすぐそばだ。あとは階段や梯子を含めて何一つ使うことはできないが、本棚に本を入れたり中の本を眺めることはできる。もっとも出入り用のポータルが Study と同じ階にないと使えないし、同じ階でもすぐ近くにないと鯖ホップを繰り返しての使用に不便だ。

次の wave まで一時間を切る頃、FC で scoper を募集し始めるので志願して鯖の割り当てをもらう。w1-16とかw18-31などと言われる。その後募集人は各 Block の Scoper を Lister に PM で報告する。 最初の鯖に移り、自分のPOHに移動し、Studyで望遠鏡を覗き落下地域を鯖番号と共に書き留め、次の鯖にホップし家に入りまた望遠鏡を覗く。全部済んだら記録を地域ごとにまとめて書き直す。asg 22 27, kand 18, c/k 18 25... という具合になる。不正確な情報は多くの人に迷惑をかけるので確実を期する。済んだら star listing という FC に移り、黙って指示を待つ。名前を呼ばれどうぞと言われたら一地域一行で報告して最後に end で締めくくる。順番待ちの間に一行に全部タイプして送信すると、思わぬ Censor (JagexのNGワードにヒットして******で潰される) が入って読めなくなる可能性がある。ありがとうもういいよと言われたら退出する。それを lister はまとめて wave のすこし前に FC で報告する。

表計算ソフトで横に地域、縦に鯖番号をふった表を作って印刷しておくと楽だ。

地域と場所


多くは鉱石のある堀り場だが、例外もある。個々の場所と略称は英語のガイドを参照。

POH に Teak 以上の望遠鏡があれば一人でも探せないこともない。一地区に五箇所も探すべきスポットのある地域が普通だが、Morytania/Mos Le HarmlessやPiscatoris/Gnome Stronghold/Tirannwnには三箇所しか探す場所がないから。F2Pの場合、望遠鏡で Kharidian Desert と出たら、Shantey passより北の三箇所のどれかに必ず落ちる。すなわち宮殿の北西隅 (略称 akb)、Duel arenaのすぐ北 (同 da)、Scorpion mine の入口近く (同 scorps)である。またCrandor/Karamjaと出たら、Crandor 島の南端に必ず落ちる。

Blast furnace (高炉)

2016年4月25日のアップデートでバンクチェストが追加されたので原料の持ち込みやバケツの問題は解消した。

概要
ドワーフの地下都市Keldagrimの東部にある精錬施設。コークスが熱源として無償供給されるので、鉱石を精錬するのに必要な石炭の量は通常の半分で済む。これはRuniteやAdamantiteを精錬する場合、石炭の入手に要する相当な時間または資金の節約になる。その代わりSmelting Urnsはここでは使えない。公式鯖はW58。


Smithing level 60以上の人は無料で、それ未満の人は10分当たり2,500コインが必要。Ring of Charos (a)を装備していれば利用料は半分になる。公式鯖が指定されているが、以下の条件をすべて備えている人が一往復か二往復分だけ行う場合、特に鯖を移る必要はない。すなわちコンベア駆動には30 Agility、熱風ストーブへの投炭には30 Firemaking、ポンプ操作には30 Strength、各所の修理には30 Craftingが必要で、どれか一つ欠いていればそれを埋め合わせられる人と一緒に来るか公式鯖に移るかしなければいけない。


EoCの前の春には大勢の人 (大部分は機械には全く触らないフリーローダーかボット) が使っていたが、フリーローディングに対抗した変更やArtisan Workshopがアップデートにより時間あたりの経験値がよくなったことなどにより寂れた。今は日本時間の朝でも五人のプレイヤーは期待できない。残念ながら今ではFist of Guthix同様のオワコンと言っていい。


交通
GE内の西北壁際にある落とし戸からKeldagrimまでまっすぐトロッコで往復できる。線路の一ブロック北の大きな建物の階下に高炉がある。帰りは一番北の線路の最前列のトロッコに乗り込み路線図から行き先を指定する。


鉱石の持ち込みまたは購入
Mithril までの鉱石と石炭はノートとして持ち込み、NPC (Ordan)に現物化 (un-note) してもらうことができるが価格の1/3ないし1/7ほどの手数料がかかる。経済的折衷案として鉱石を27個現物で、石炭をCoal bagとノートで持ち込むやり方もある。同様に石炭やMithrilまでの鉱石はNPCから買うことができるが価格は在庫次第で流動的。

現物化費用
銅と錫: 10
鉄: 8.5
銀: 37
石炭: 22.5
金: 75
Mithril: 81

自分の場合メンバー登録した時点でSmithingは70を超えていた。バー生産はほぼ専ら Superheat item で行なっていたので、必要に応じて足りないバーを作る時にせいぜい二往復する程度なので、Ordanのサービスは利用したことがない。


開始
高炉は大ざっぱに言って炉本体、鉱石や石炭を炉まで運ぶベルトコンベア、空気を熱するストーブと送風ポンプからなる。鉱石や石炭を炉に投入、ストーブで熱した空気をポンプで炉の下部に圧送する、炉の温度が適温まで上がるとバーができて容器に貯まるという仕組み。


まずベルトコンベアの炉から遠い方の端をクリックするとPCがスロープを登って鉱石・石炭を置くかどうかの確認メッセージが出る。一度コンベアに載せた鉱石・石炭は拾いあげることができず、従って盗まれる気遣いもない。

Yesを選択して鉱石などを置く。石炭袋 (Coal bag) を持ってきていたら中身を出して再びクリック。スチールバーを作りたい場合、石炭が不足するとその分は鉄バーになってしまうので注意。他のプレイヤーによってコンベアが動かされ炉の温度も適温に近い場合、鉄鉱石を先に置くと、石炭を投入する前に鉄バーだけが出来上がる可能性がある。石炭袋やノートにした石炭を使ってスチールバーを生産する時は誰もいない鯖でやるか、材料を投入し終わってから公式鯖に行くといい。


炉には石炭と鉱石合わせて229個を入れておけるが鉱石に対して石炭の投入量が少なすぎると警告が出てそれ以上の鉱石は入れられない。その数量は鉱石の種類による。


投入
スロープの向こう側のコンベア駆動機構へ行き、ペダルをクリックしてコンベアを動かし、鉱石と石炭をすっかり炉の中に落とす。コンベア駆動機構には故障を起こす場所が二箇所ある。故障してベルトが止まっていたら異常箇所をクリックして直す。修理にはハンマーが要る。ツールベルトにハンマーがなければ部屋の東北隅にあるハンマーが使える。ソロの場合投入が済んで給炭や送風にかかったら、もうコンベア駆動機構で故障が起きても気にする必要はない。


熱風ストーブへの給炭
次に熱風ストーブの所のスコップを取り、コークス溜めとストーブを交互にクリックしてコークスを焚く。ストーブの上の窓はアイドリング状態で黄土色、熱してくるとオレンジスカッシュ色、適温になるとオレンジ色になる (ただしこれはグラフィック設定を目一杯低くしてある場合)。この状態で送風ポンプをしばらく動かせば炉の温度が上がり鉱石が精錬されてバーとなって容器に落ちる。12杯も給炭すれば適温になるが、中断すると冷えてくるのが速いから手早くやることと、送風中の自然冷却とパイプの故障に備えて何杯か余計に入れること。故障に気づかなかったり故障が連発したりしなければ6~7杯の追加で足りるはず。運の悪い時は八回も連続して故障する場合がある。
パイプに故障があればすぐ直し、送風ポンプにとりかかる。
ストーブでは中がコークスで一杯になるまで給炭しても「これ以上入らない」旨のメッセージが出るだけで問題はない。ポンプでは炉の温度が上がり過ぎると吹き返しが発生してポンプ手が負傷するが、それは連続運転の場合だけで、ソロないし2・3人の場合には適温に達すればバーを取りに行って材料の投入からやり直すので温度計を気にする必要はない。何れにしてもバー容器の様子や音に注意していれば吹き返しは起こり得ない。


送風・修理・取出し
ポンプのハンドル先端をクリックすると押し始める。
送風パイプにも故障箇所が二箇所ある。故障してもコンベアの駆動機構は無音だが、パイプは「キン」という高い音がする。慣れるまではストーブの窓と熱風パイプの故障の起こる二箇所と炉の向こうのバー容器を視野に入れておくといい。
故障がなければ22ストロークぐらいで音がしてバー容器の窓が赤くなる。そうしたら階段脇の水槽の横にある桶を取って水を入れ、桶とバー容器をクリックして水をかけ、容器をクリックして中を見、出来上がったバーを取り出す。冷えたバー容器をクリックすると容器中の各バーの数、炉の中で石炭が幾ら不足しているか、幾ら余っているかが表示される。


経験値
ペダルを踏んでいる間毎秒2のAgility経験値が、投炭一杯あたりFiremaking 5XPが、ポンプ操作には毎秒4 XPのStrengthが、修理一回あたりCrafting 50XPが入る。いずれかの作業中に他人のバーが一回出来上がるごとに1XP Smithingが入るがこれは全くとるに足らない。Agilityレベルが30台から40台前半の人には、ペダルはかなり美味しいレベル上げと思う。

Artisan workshopのアップデートと同時期に行われた改悪
以前は誰か一人が水を汲んだバケツをもってバー容器に使えば、そのバッチに鉱石を投入した全員が自分のバーを取り出せたのに、その後各自が自分で水をバー容器にかけないとバーを取り出せなくなった。自分で水をかけなくても取り出せることも時にはあるがどういう条件があるのか誰も知らない。
このため、鉱石を投入したら真っ先にバケツを確保してから後の作業にかからないと、誰かに先に一個しかないバケツを取られたらバケツがrespawnするか、先に誰かが置いたバケツが見えるようになるまで最長一分間バカ面下げて待たないといけなくなる。フリーローダーでなくともこの改悪は致命的だ。さらに充分に念を入れてストーブを加熱し、パイプに故障も起こらないまま長時間ポンプを押しても、ストーブが冷えきるまでバーができないことがよくある。バグがあるに違いない。そういう時、不審に耐えかねて本来覗く必要のない温度計を覗くと針が最初の位置から動いていない。