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F2Pの初心 Dungeoneering ガイド

概説 ゲームの内容 仲間を募って五人までのパーティを作り、入るたびにランダムに生成される迷路をモンスターと戦い、生産スキルも駆使してドアを解錠し、装備や食糧を集めたりパズルを解いたりしながらボスルームへの道を探り、ボスを倒して次の階層へと進む事実上のミニゲーム。Dun...

2013/07/22

F2Pの初心 Dungeoneering ガイド

概説


ゲームの内容


仲間を募って五人までのパーティを作り、入るたびにランダムに生成される迷路をモンスターと戦い、生産スキルも駆使してドアを解錠し、装備や食糧を集めたりパズルを解いたりしながらボスルームへの道を探り、ボスを倒して次の階層へと進む事実上のミニゲーム。Dung とか Dg などと略称される。

不人気の理由は全く金にならないこと、外部に数箇所あって一定のスキルレベルに達したプレイヤー (正確には Player Character、略して PC) のみが入れるリソースダンジョンの利用や賞品である武器その他の利用を除いては外部で何の役にも立たないこと、外部と違うことが多すぎ、システムも取っ付きにくいことだろう。しかしスキル全般が低い頃に始めればソロでも割と楽しい、メリットのあるゲームだと思う。特にこのゲームに慣れたパーティメンバーだけによる息の合ったプレイは楽しい。

F2P 公式鯖はW7 (米国西海岸ワシントン州)とW17 (フランクフルト)。

スキルとされている由来


どう見てもミニゲームである Dungeoneering がどうしてスキルの一つとされているか。それはこのミニゲームの開発目的がコンバットスキルが軒並み99に達した有料プレイヤーに生産スキルを上げるモティベーションを与え、ひいては全部99 (最近では120さらにはカウンターストップ) になるまで金を払い続けさせて会社の収益に貢献させるというものだからで、無理やりスキルの一つとした理由は只のミニゲームでは無視されてしまうからにほかならない。

それでも極めて不人気なので、賞品を値下げするわ鍵を持ち歩かずに済むようにするわバインドできる装備の数を増やすわ採取したリソースをスタッカブルにするわ賞品の種類を増やすわ機能を増やすわ、これでもかというほど難易度を下げ報酬の魅力を増やしてきた (Jagex には不人気コンテンツを面白くする能力もその気もなく、報酬を上げるかやさしくするか拮抗するコンテンツをつぶすかしか能がない)。そのうちチャージを使い切った賞品をトレーダブルにするのではなかろうか。

Daemonheim への行き方


Dungeoneering は Wilderness の F2P (Free to Play, 無料版) 部分東側に張り出した山がちの半島に位置する Daemonheim castle という建物の地下で行われる。半島には Gielinor 北西部 (有料版エリア) に住む Fremennik という民族の一派が住み着き、地表を支配している。

そこへ初めて行くには、Lumbridge の南の街外れと Al Kharid とを結ぶ橋の途中にある桟橋か、Taverley の南端 (Catherby 側) の桟橋からボートに乗る。この場合到着した船着場から Daemonheim castle のゲートまで踏み跡や旗門をたどって歩かねばならない。

半島の付け根を通って Wilderness からも入れる。地峡部には関門があり、その内側は Wilderness (PvP 領域) ではない。

一度 Daemonheim castle のゲートの外側で Fremennik Banker の向かいに立っている Dungeoneering Tutor から Ring of Kinship を受け取れば、それを使って Level 20 までの Wilderness を含むどこからでも何回でも門前までテレポートしてくることができる。F2P でほぼ唯一の銀行テレポートアイテムとして持っていると色々役に立つ。新しい F2P クエストの The Death of Chivalry で貰える Skull of Remembrance は銀行チェストのすぐそばまでいけるがインベントリのスペースを一つ塞ぐ (しかし Falador 南のキャベツ畑の南北にある Yew を伐りに行く時など便利だ。Skullで銀行に行って Explorers ringで戻ってこられる)。

階層


Daemonheim の F2P 部分は 35 階層あり、以下の4種類のテーマに分けられている。テーマによって内装やモンスターやボスの種類が異なる。

PC の Dungeoneering レベルに1を加えて2で割った数がその PC に行ける一番深い階である (端数は切り捨て)。レベル 69 で初めて F2P での最下層階であるフロア 35 に行くことができる。階層が深いほど一フロアあたりの Dungeoneering XP は増える。

名称 略称 (例) 階層 必要 Dungeoneering レベル
Frozen Frz 1~11 1~21
Abandoned I Ab1, A 12~17 23~33
Furnished Furn 18~29 35~57
Abandoned II Ab2, A2 30~35 59~69

パーティメンバーを募集する際に、攻略対象フロアの範囲を示すのにフロアテーマやその略称を使うこともある。

経験値 (XP)


Prestige


フロア当たりの Dungeoneering XP を決める最も基本的な要素。PC がリセット前に攻略したフロア数とリセット後そのフロアまでに攻略したフロア数により決定され、そのフロアのベース XP となる。その他の XP 算出要素は全てベース XP に係数 (+も-もあり) をかけて算出される。

一度攻略してチェックされた同じフロアを二度攻略しても Prestige は少なく、わずかな XP しか得られない。ただし 2011年3月から同じテーマ内でまだ攻略 (ticked off) されていないフロアがある場合はそのフロアを攻略したのと同じ扱いになる (ソロの場合はXPまでそうだが、二人以上のパーティの場合は不明)。自分の Dungeoneering レベルで行ける範囲のフロアが全てチェックされた場合はリセットする必要がある (リセットする前に今のレベルで入れるリソースダンジョンでまだ入っていないところがないか確認すること)。それにより全フロアのチェックが外され、どのフロアも1回目として計算される。

他にフロア XP を決める要素にフロアのサイズや Comprexity や開いたボーナスルームの割合などがある。当初メンバーが F2P 鯖で遊ぶことを防ぐために加えられた、F2P鯖で平均コンバットレベルが 90 を超えるパーティはフロアXPを半減する不当かつ苛酷なペナルティがあったが 2015年6月にやっと修正された。

時間あたりでより多くの Dungeoneering XP を得る方法


Rush tactic というのは Guardian door のある部屋や一部のパズルルームの中のモンスター以外は攻撃せず、ボスルームまで通り抜けるやり方。資源の採取や加工も行わない。主にフロアXPの少ない30階未満のフロアを対象に行われる。特に Rush と言ってなくとも浅い階では基本的にこのルールに従う場合がほとんどである。
Prestige run というのは Rush の中でも他の要素は捨てて Prestige だけを目当てに Complexity 1 および Guide mode on で行うものをいう。RS Wiki ではこれを Rush だとしているが、最近では低 Complexity や Guide mode の利用はあまり行われない。

フロアのサイズは三人以上のパーティなら始める時に small, medium, large のいずれかから選ぶことができる。二人までなら medium までしか選べない。Complexity 同様、一度地表に戻らずに途中で変えることはできない。一般に Frozen や Abandoned I のような浅いフロアでは small を、それより深いフロアでは Medium や large を選ぶ。浅い階では Prestige によるフロアXPが少なく、時間のかかる広いフロアを選ぶと時間あたり XP が少なくなるから。

Shared XP


他のパーティメンバーがある非コンバットスキルをドアやパズルや資源の採取または加工に使い、それが自分でもこなせるレベルの作業だった場合、そのXPの一部が入ってくるシステム。スキル提供者が受け取る XP は幾分減る。一部のパズルやスキルドアでは Strength や Magic や Prayer のようなコンバットスキルでも共有される。Party Details 画面で各自のオンオフを選択できる。ある理由で Shared XP を嫌うホストが多いので、パーティに招かれた時メンバーリストのホストの横に赤字でXPと表示されている場合即座に自分のもオフ (赤字表示) にした方がいい。緑だったら自分も同様にしてもいい。

なお、ホストとはパーティの募集を開始した PC のことだが、いつでもメンバーから適当な PC を選んでリーダーにすることができる。以下、地上ではホスト、ダンジョン内ではリーダーという言葉を使うことにする。

必要なスキルなど


コンバットクラス


EoC (Evolution of Combat, 2012年11月に実施されたコンバットシステムの大々的変更) 前は Melee が最良だったが F2P では EoC 後は Magic が最良とされる。Ranged は他の二つのスキルにそれぞれ40以上も差をつけて高い場合以外は選ぶべきではない。矢をバインドすればフロア内移動用のルーンをバインドすることができない (P2P (Pay to Play、つまり有料版)では Smuggler から毎回フロア開始時にルーンをもらえるからバインドの必要はない)。一番最初は矢玉の要らない Melee で行くのもいいと思う。

コンバットレベル


一人で Daemonheim の広場に行って未知のプレイヤーに招待してもらって遊ぶならコンバットレベルは40-50くらいはあったほうがいいと思う。しかしコンバットレベルの低いうちは外部と変わらない品質の武器・装備が使えてルーンなどにも金がかからないので、仲間さえいれば早く始めることを勧める。Dungeoneering レベルが50にもなればコンバットレベルに関わらず誘ってもらえる機会はずっと増える。

その他


友達以外と遊ぶには Magic レベルが32あることが望ましい。それで Cosmic ルーンを使って自分用の Gatestone が作れ、それを置いた地点にいつでもテレポートができるし、それはつまり常にホームに自分用の Gatestone を置くことによりどこからでもテレポートで戻って来れ、ポータルを使って Group gatestone に移動できるからである。Cosmic は最初の機会に誰かに作ってもらうか拾うかしてバインドしておけば以後ずっと使えるので自分で作れる必要はない。

初心者の始め方


ソロで遊ぶよりパーティに入ってやった方が一フロア当たりの所要時間が短くなるため時間あたりの Dungeoneering XP がいいし、初心者は様々なパズルの対処やボスの特性など経験者から教わらねばならないことが多い。

しかしこのミニゲームでは初心者がパーティに混ざっていると不愉快なことが色々とあり、Daemonheim castle の広場には Dungeoneering レベルが一桁のプレイヤーを誘ってくれる奇特な人はなかなかいない。最初の数回はソロでやってとりあえずの装備をバインドし、Complexity 4を選べるようになったら誰か知り合い、できれば日本人に何回か一緒にやってもらい、いい武器や道具を作ってもらってバインドさせてもらうといい。Complexity 6で潜れるようになれば、未知の相手にも誘ってもらいやすくなる。Dungeoneering レベルや生産スキルレベルが上がれば仲間が見つけやすくなり、また要領を覚えることによりレベル上げはわりと容易になるので、Treasure Hunter などの XP ランプなどはつぎ込まない方がいい。

いずれにせよ、クランに入ったり FC の常連となったりするまでは広場で勧誘する即席パーティ中心にやらざるを得ず、テーマごとに綺麗に連続攻略とはいかないので、虫食い状に未攻略のフロアが残ったのをソロで潰していくことになる。また、中々適当なパーティが見つからないまま広場でむなしく時間をつぶすよりはソロでやったほうが気分も効率もいい場合も多い。それでも30階より先のフロアはできるだけパーティに入ってやった方がいい。深い階は連続攻略ばかりでなく単発 (一階層だけで切り上げる予定) でもよく募集している。

低 Dungeoneering レベルのPCが忌避される理由


ごく浅いフロアしか選べず、Level 6~8未満だと Complexity も低くなるので全員のフロア XP も下がる。古いアカウント (PC) で十分な経験を得ていればいいが、全く初めてのプレイヤーだとダンジョン内で何かにつけ皆の足を引っ張ることになる。

仲間から特に嫌がられる行為
パズルの Levers や Emote で繰り返ししくじる (この二つについては後述)。
ボスを斃したのに次のフロアに進むためにボス部屋に来ない。または来られない。
その他の進行を遅らせる行為、無為、一フロアの攻略途中で抜ける (Ditching) など。

Daemonheim 地上部で


準備


Ring of Kinship 以外の外界の持ち物や武器装備はもって行けないので全て銀行に預けるか捨てるかする必要がある。時々スキルケープなどをつけたまま入るように見える PC がいるが、見かけだけで実際はつけていない。自分がホストになるかソロで行くかする場合はパーティ開始時に Ring が要る。ホスト以外はフロアに入る時に自動的に装備される。

Chat 窓の Trade Requests は on に、Audio Settings の Music や Sound Effects はよく聞こえる音量にしておく。またチャット窓の Trade Request が off や Friends only だと招待してくれても受けることができない。Player-made examine のプライバシー設定はオフにした方がいい。パーティに入れないでも何フロアまで入れるかわかるから。

Ring を左クリックして Party Details 画面を出し、さらに Form Party ボタンをクリックして上の Changeをクリックし Select Floor 画面を出すと、自分がまだ攻略していない階を知ることができる。その範囲、また各テーマ内で未チェックのフロアが幾つ残っているかメモしてから、Leave Party ボタンをクリックする。これを忘れると誰もあなたを招待することができない。
リセットも地表でしかできないので、未チェックのフロアが1つか2つしか残っていない時にそのことを前もって断らずにパーティに応募するべきではない。
また、できれば紙とペンを用意して、見つかったが鍵がなくて開けられぬドアの位置、必要な鍵の種類、メンバードアまたはパズルの位置などを書き留められるようにする。

パーティで、特に連続的に多数のフロアを攻略する場合はプレイヤーは前もってトイレに行き (ここ大事。厳しい連中だと1分そこそこの離席で leech の烙印を押され次から誘ってもらえなくなる)、飲み物や、必要なら手の汚れない菓子を手の届くところに用意しておく。

メインのコンバットスキル用の Quick Prayer を設定しておき、アクションバーは左端に同時に複数を攻撃するアビリティを登録し、その他ダンジョン内で主用する武器に適したアビリティを登録する。Group Gatestone Teleport などテレポートスペルを使える場合は右端に登録する。またサブのコンバットスキル用のアクションバーも同様に作り、それ用の Prayer やメイン武器への持ち替えリンクも登録する。

パーティの探し方


Friends Chat (FC) やClan Chat (CC)を使う


文字による英語チャットがある程度できる人は仲間を見つけるのに FC が役に立つ。l0lf2p がいい (最初の三文字は小文字のLと数字のゼロ)。ほかに free leech とか、無償で装備を作ってバインドさせてくれる dung smith などという FC もある。FC で募集されるパーティは Magic ほか一般スキルや Dungeoneering レベルないしミニゲームそのものの理解に対する要求度は高めだが、広場で募集される即席パーティより時間あたりいい経験になる可能性が高いし、初心者であることを言えば親切に指導してくれる人も見つかるだろう。クランなら Gumi がいい。69 Dungeoneeringレベルが必要とあるが、平隊員なら69なくとも大丈夫。またある程度慣れればゲストとして参加することもできるはず。2014年9月に導入された Grouping System は普及すれば有望だが少なくとも F2P では誰も使っていない。

Daemonheim の広場で探す


Fremmenik banker に Ring 以外の持ち物全てを預けて中央の広場に入る。Ring は荷物に入れておくだけでいい。金を払う気がないなら、まず selling floors とか cheap floors とか sl (selling leach) とか言っている連中がいたら ignore する。彼らのスパムが流れていると同じフロアをやろうとしている仲間を探したり招待を受けたりするのに著しく邪魔だから。相場はF2Pの範囲で一フロアあたり400Kから2Mだが、仕事ぶりはまっとうに稼いだ金には見合わないことがほとんどだそうだ。もっとも最近はF2P人口も減り、Dungeoneering の不人気も相変わらずなので滅多に見ない。

広場の真ん中あたりに立って Local Chat に注意する。"F1-10 rush" とか "F30 med" とか言っているが、前者はフロア1から10まで多分Smallサイズのマップで Rush tactic で継続的に攻略することを、後者はフロア30を一回、Mediumサイズのマップで攻略することを表している。フロア番号やテーマの略号のあとに2+とか 2togoとかあったらあと二人入ったら始めるということ。自分から始めたいフロアを"Need f5-"などと表明してもいい。招待されたいプレイヤーを見つけたら、そのそばに行ってF1 invite meと言うか、そのプレイヤーキャラを右クリックして Trade with オプションを選択する (前もって銀行を開いておかないとそこで暗証番号入力画面が開いてしまう)。

特に始めたいフロアがなければただ inv me とか looking for party とか数秒おきに言ってみる。

招待されたら


誰かがあなたを招待すると、ポローンと音がして誰々 has invited you to a dungeon party と表示される。そのメッセージが流れていってしまわないうちにメッセージを右クリックして Open invitation 誰々オプションを選ぶとホストや既にいれば他のパーティメンバーのDungeoneeringやコンバットレベルなど、また既に決めてあればフロアナンバーや Complexty が表示される。それを見て受けるなら Accept を、断るなら Decline をクリックする。

ホストやパーティメンバーのコンバットレベルに注意すること。パーティの平均コンバットレベルが高ければモンスターのコンバットレベルも上がるので、パーティの平均よりかなり低いPCでは相当苦労するだろう。Guardian door のない部屋には往々モンスターが手付かずのまま残されており、特に大きいマップで Group Gatestone Teleport スペルが使えないと移動もままならないことになる。また Ggs は基本的にリーダーが持ち歩くが、使わずにホームに置き去りにする人もあり、また大きいフロアでは Critical pathとおぼしい Key door の前などに置いていかれることもよくあるから。

ソロゲームの始め方


「準備」の三段目に書いた手順で Party Details 画面から目的のフロアと Complexity を選ぶ。ゲートを入ってすぐ右にも左にも地下への降り口があってマウスポインタをそこにホバーするだけで Climb-down Dungeon entrance と表示される。左クリックしてマップサイズを選ぶ。ソロなら Small か Medium しか選べない。他に Guide mode が選択でき、それによりボスルームへの最短経路が表示されるらしいが、一度も使ったことがないので説明は省く。

Complexity


1から6まであって、数値が大きいほど様々な生産スキルが必要となり、またモンスターも強目になっている。6以外だとフロア経験値からペナルティが減算される。

1ではコンバットスキル以外は何も必要なく、フロアに入った時にプレイヤーのインベントリには三クラスのひと通りの武器装備と攻撃用ルーンと矢が入っている。

初めての PC が最初のフロアを終えるとレベル2になり、Complexity 2が選べるようになるが、フロア2には進めないので自動的にリセットしてフロア1に入れられる。その次からフロア2が選べるようになる。Complexity 4までくれば、Mining や Smithing や Crafting が59あれば F2P の範囲内でなんでも自作できるようになるが、なければ一人では自分のコンバットスキルレベルに見合った装備の調達は困難なので誰かに作ってもらうしかない。なお、Complexity 5と6で増えるのはメンバースキルだけであり、F2P では6を選べる PC が4や5を選ぶ意味は全くない。

パーティをホストするなら


もし見知らぬ PC を広場で勧誘してパーティをホストするなら、勧誘 (advertisingという) 文句に最低限、開始フロアとフロアサイズを明言すること。比較的浅いフロアでは明言していないと small の rush だと解釈される。Frozen や Abandoned I で medium とかを選んだりしたら開始早々ホームの梯子を登られても文句は言えない。チンタラ資源の採取や加工をやっていても同じ。

フロアで


ホーム


あるフロアに入るとPCはバインド設定のロードアウト欄でチェックを入れた装備一式を身につけ、Prayer や Hit point その他の stats が初期化された状態で Starting room または簡単に Home と呼ばれる最初の部屋の中央に現れる。そこには Smuggler (密輸業者) という NPC が立っており、彼にテーブル上の不要品を売って少しの金を作りそれで Rune essence を買ってルーンを作ったり、何か作るのにリソースが足りない時買い足したりする。しかし彼の売値と買値の差額はべらぼうなので、ドロップからの gp があり余ってくるまでうかつに物を売らないように。また床の中央に鍵が置かれていることがある。

近くには三つのテーブルに食糧と装備が置かれている。Dungeoneering レベルが50以上あってコンバットレベルがパーティの平均ぐらいなら、Short-finned eel 一つに Dusk eel 三つでしばらくは足りる。最初は武器しかロードアウト設定ができないのでそれ以外はできるだけドロップから調達する。

ホームには他に Runecrafting Altar と Spinning wheel と Anvil 付きの Furnace が備わっている。またスペルを使わずに Group Gatestone Teleport ができるポータルがあり、フロアを中断する時に使う梯子がある。この梯子は使ったらもう戻って再開することはできないしフロア XP も入らない。

ランダムに生成されるといっても、ホームからボスまでの経路 (必要な鍵の落ちている部屋やそこまでの経路も含む) (Critical path、略して Crit) 上のパズルやスキルドアはパーティの誰かのスキルで通れるようになっている。また F2P では Critical path を通るのに50以上のスキルレベルは要さないようになっている。Critical path でない部屋は Bonus room (Bo) といい、沢山開けばそれだけフロア XP も加算されるが、中には F2P のスキルでは開かないドアや解決できないパズルがある場合も多い。


上のマップは Medium フロアの例で、階段の絵があるところがホーム、?のところは未だ開いていないドアの向こうの部屋で、(上のマップのように周囲の部屋がすっかり明らかになるまでは) 続きがあるかどうかは開いてみないとわからない。歌舞伎の隈取りのような顔のあるところが発見されたボスルーム。▼マークはパーティメンバーの位置で、赤い▼はメンバーリスト筆頭 PC、つまりリーダーの位置を示している。青が二番、緑が三番、黄色が四番、灰色が五番をそれぞれ意味する。自分が何番目で何色であるかを憶えておけば自分の位置をすぐ知ることができるし、フロア終了画面も即座にスキップできる。ただし自分より上の誰かが抜ければ当然順位が変わるから注意。

バインドとロードアウト設定


あるフロアで製作したり拾ったりした装備や食糧などは次のフロアではインベントリその他から消えている。しかし身に付ける武器・装備、及び Ammunition スロットに入るルーンか矢か投げナイフのどれか一種に限り、バインドすることにより次のフロアで最初から身に着けたりあるいは選んで身に付けたりすることができる。しかし、一度バインドしたものは加工することもパーティメンバーに譲ることも Smuggler に売ることも床に落とすこともできない。手放したければ破壊 (Destroy) するしかない。

あるアイテムをバインドする時は、インベントリ窓で右クリックしてメニューから選ぶ。バインドできるアミュニション以外の武器・装備は最大10個で、それは Bind pool と呼ばれる。ロードアウト、つまりフロアの開始時に自動的に身につける (メインハンドに装備する二種類の武器がある場合、右側のものはインベントリに現れる) 武器装備の設定は Smuggler を右クリックして Bind-setup を選ぶ。

Bind pool から一度に装備/所持できる数 (スロット) は Dungeoneering レベル19までは1、レベル20からは2、レベル50からは3と増えていく。Dungeoneering を始めて一番最初のフロアでは Complexity 1しか選べないが、この時自動的にインベントリに入れられた装備の中から自分の強いクラスにあった武器、つまりここで勧めるのは 2h や Maul (F2Pフロアに出る各モンスターの頻度・危険度・弱点を勘案すると Crush スタイルの Maul が一番いいらしい) か杖だが、どちらかを選んでバインドする。さしあたりはホームのテーブルや低 Complexity での初期装備やドロップやボスから良い武器や装備を手に入れた時はまだ使えなくともバインドしておくといい。

F2Pでなかなか手に入らない装備として杖やワンド (wand、片手杖) や Magical blastbox がある。EoC 前には F2P でも作れる staff があったが、今は何も作れない。一エレメントだけ利用できるもの (Imbued staff/wand) は Complexity 1で手に入りやすいが、攻撃用ルーンを要さない Uninbued staff/wand や Catalytic staff/wand や Bovistrangler wand はなかなか手に入らない。

手に入れるには staff はAB1またはAB2のボス Unholy cursebearer、wand は Frozen フロアの Astea Frostweb からのドロップとして得るか、初期装備に現れるまで繰り返し Complexty 1でフロアに入ったり梯子を登って出たりするかしかない。こういうドロップは、五人パーティでそのボスが出るフロアを繰り返し、出たらその武器が必要なPCが単独でボスルームに入って戦うと手に入りやすいようだ。Astea Frostweb の場合はF1とF2の繰り返し、Zephyrium maul を落とす可能性のある Rammernaut なら F18とF19を繰り返すのがいいらしい。 Asteaの場合、F3 以上だと面倒くさい Luminescent icefiend が出るからかもしれないが、Rammernautで何故18-19がいいのか不明。おそらく統計によるんだろう (参照)。

blastbox は武器でなく弾薬の一種だがモンスター (Forgotten mage) のドロップから手に入れるしかない。

Melee と Magic とでレベルに大差がない場合は両方のアーマーと武器 (ただし Dungeoneering レベルが 20 あれば) をそれぞれバインドして、ロードアウトスロットに Drag & Drop し、三通り設定できるロードアウトのうち一つにチェックをいれればフロア開始時に自動的に装備される。なお、二種類の武器を一つのロードアウトの中に入れた場合、左側のものがフロア開始時に装備される。片手武器を入れると右端のスロットにオフハンド武器を設定できる。フロアに入ってからでも Smuggler のところで状況により変更ができる。実際コンバットレベルが 60 位だと Shade や Forgotten Ranger にはCrushスタイルの武器、犬にはMagicといちいちホームに戻ってスタイルを変える必要があるだろう。ロードアウトの右側の白い矢印をクリックすると、その場でそれが装備される。


別にアミュニションスロットが一つだけ使えるので、Mageで Bovistrangler wand (要 50 Magic) や Catalytic staff (要 40 Magic) をまだ装備できないプレイヤー (PC) は攻撃用ルーンか Magical blastbox とエレメンタルスタッフのどれかをバインドしておける。Catalytic staff をバインド済みで Magic レベルが64に満たないPC は Cosmic ルーンを、64以上の PC は Law ルーンをバインドするといい。理由は後述する。

また2012年4月のアップデートで Dungeoneering で有効なツールベルトが使えるようになった。そこには最初から最低レベルの鶴嘴 (Pickaxe) と手斧 (Hatchet) 、他にハンマー、鑿(のみ)、釣り竿、針、火起こし用具などが入っていて、鶴嘴と手斧は拾うか作るかした高レベルのものと差し替えることができる。これらはバインドシステムの員数外だが、差し替えた鶴嘴や手斧はバインドしたのと同様に次のフロア以降でも使える。また、Mining や Woodcutting のスキルレベル上装備できない Tier の物でも Toolbelt に入れてレベル相応の物として使うことができる。

ダンジョンの中と地表とで異なる事象


焦げた魚・灰・骨などを除いて、PCが落としたものはそのフロアから全員が出て10分経過しない限り自然には消えない。モンスターが落としたものは骨を含めても全て消えない。いずれにしても即時パーティの全員から見えるようになる。大量の焼いた魚を一箇所にスタックさせて置くと下の方から消えるらしいが、10個ぐらいなら心配ない。

骨を Prayer altar が見つかるまで保存する場合はホームのテーブルに置けば消えない。床に置けば一分で消える。

Local chatで話す内容は距離に関係なくそのフロア内の全員に伝わる。

パーティメンバーに食糧を use するだけで彼を癒すことができる。

死ぬと最後に持っていた持ち物 (gatestone 以外) を持ったまま LP や Prayer ポイントその他がフルの状態でホームにテレポートされる。死ぬ毎にペナルティーがフロア XP から減算されるが、一回二回では気にするほどではない。suicide といって食糧に頼らず Prayer ポイントと LP の減るのを意に介さずに戦い、死んだあと Group Gatestone Teleport ですぐに戦いに戻る戦術への対策として回数の増すごとに一回当たりのペナルティが増えるシステムとなっている。

また Disconnect したり、うっかりブラウザのゲームタブをリロードしたりしても、10分内に同じ鯖に再度ログインすれば元のフロアの元いた場所に戻ることができる (ただしバインドしてない持ち物は全て床に置かれているし、他のプレイヤーに取られているかもしれない)。

任意のモンスターにマーキングする機能があり、リーダーだけが使える。マーキングは遠くの部屋にいるメンバーにもそれが見える。通常、ガーディアンドアを通るために斃す必要があるが単独では難しい場合に行われる。高レベルの五人パーティなどでは時折べらぼうにレベルの高いモンスターがいる場合があるので。また効率的に部屋を掃討するため、その場の全PC (プレイヤーキャラクター) の攻撃を一モンスターに集中するためにも行われることがある。

Group Gatestone (Ggs)とテレポートスペル


フロアに入った時、リーダーのインベントリにはバインドされたルーンの他に Group Gatestone が入っている。リーダーまたは他のパーティメンバーがこれを持ち歩いている限り、他のメンバーはホームにあるポータルや Group Gatestone Teleport スペルによって彼のところへテレポートして来ることができるし、床に置かれている場合もはその位置にテレポートできる。これを持っている PC が死ぬとその場に落とす。

テレポートスペルにはスキルもルーンも要さない Home teleport (Ht)の他に、32 Magic と Gatestone 作成ごとに Cosmic x3 を要する Gatestone Teleport (Gt) と 64 Magic と テレポート毎に Law x3 を要する Gatestone Teleport (Ggt) の二種類がある。個人のGsはテレポートごとに消滅する。

前者は Create Gatestone スペルで自分用のゲートストーンを作って後で戻って来たい場所に落とし、Gateston Teleport スペルでいつでも戻ってくることができる。Ggt のできない PC はホームに自分の gs を置いておいて、必要な時素早くホームに戻り、そこからポータルを使ってリーダーに合流することもできる。

後者は Group Gatestone が置かれた場所もしくはそれを持っている PC の所へテレポートでき、チームプレイで特に役立つ。いずれもボスルームの外に Gatestone を置くことによって死にそうになった時脱出することができる。

これらは Melee を選んだプレイヤーでも所定 Magic レベルさえあれば使えるが、Ranger では矢とテレポート用ルーンとどちらをバインドするか悩まないといけない。

ドアの種類


Key door: その扉に合う鍵が要求される。

Guardian door (gd): その部屋の Mastyx (とWisp) 以外のモンスターを一掃すると解錠される。ドアの上にキョロキョロ動く灰色の眼玉がある。もちろん室内にモンスターがいない場合もある。

Skill door: ある種のスキルが要求される。必要レベルの必要スキルを持ったPCでクリックすれば自動的に解除される。

Puzzle door: 多くは室内になにがしかのスキルを要する仕掛けがあり、それを解決しないと次の部屋へのドアが解錠されないか、ドアに近づけない。そのうち、Emote (Follow the leader), Levers, Monolith の3つは全員がその部屋に集まることが要求される (スキラーを2-3人含むパーティでは Monolith は戦闘員1-2人で済む)。

member room/door: Skill Doorか Puzzle で有料メンバーのスキルがないと解錠できないもの。レベル100以上の F2P スキルを要求するドアもその一つ (Herbloreでブーストしないと開けられないから)。

他に何の仕掛けもないドアもある。ドアは全て仕掛けを解除したあと一回左クリックすると向こうの部屋が見え、もう一度クリックすると開けて中に入るようになっている。

トラブルの多いパズル


以下の二つは即席パーティ、つまり広場での勧誘で組織された見知らぬ者同士のパーティが崩壊する最も大きい原因である。

Levers


五つのレバーが部屋の三方の壁際に散在していて、一定時間内に全てが引かれなくてはならない。パーティのサイズが大きいほどその時間は短く、間に合わなかった場合毒ガスによるダメージが全員に与えられレバーはリセットされる。五人パーティの場合は一人づつレバーの前に立って合図で一斉に引けばいいが、そこにも問題がある。合図がプレイヤーによりまちまちだったりする。最も標準的には on 3 といって一行ずつ1, 2, 3とカウントするか、時間節約のため、on 3 no count といって 1と2を省いて33333で引くやり方もある。しかし逆に数える者もいるし、Now とか Do it などと言うものもいる。誰が合図を出すか、合図はどうやるか部屋に全員が集まる前に動議して決めておくこと。
五人に満たない場合は一人で二つ以上のレバーを引くことになるが、誰がどれとどれを引くか前もって決めておく必要がある。ソロの場合は最短距離で五つを回るコースをみて走ればいいので何も問題はない。

Follow the leader (Emote)


日本人には少しわかりにくく他のプレイヤーの様子を見て真似ることもできないので解説しておく。
5つの立像とそれに相対するパッドがあり、パーティのサイズが五人に満たない場合には余分な立像は崩れて像の形をなしていない。部屋のモンスターを片付けたあと、各パッドに一人づつの PC が立つとゲームが始まる。この時慣れない人は俯瞰視点や目一杯に視点を遠ざけた設定ではいけない。自分の PC に向き合う像の様子がよく分かるようパッドに立つ前に調節する。
それぞれの像は順次三つのエモートをしてみせるので、それに合ったエモートをメニューから選んで行う。要求するエモートは像ごとに違う。全プレイヤーが三回続けて正しいエモートを選べばドアが解錠されるが一人でも間違えると全員がダメージを与えられて一回目からカウントしなおしである。

片手を上げて左右に振る → Wave
ウンウンというようにうなずく → Nod head
両手を前に出してイヤイヤ勘弁と振りながら顔を左右に振る → Shake head
最初片手を口に当て、それから腹に両手を当てて笑う → Laugh
顔に両手を当てて泣く → Cry



Coloured ferrets


あと一つ、正しいやり方を知らないと人の邪魔にしかならないパズルに Coloured ferrets がある。
5色のフェレットを同色のパッドの上に誘導するパズルだが、フェレットの行動する規則はただ二つだけ。
PC が縦横斜めの2スクエア以内を通ったり立ったりするとそれから逃れる方向に動く。縦にも横にも斜めにも。2スクエア以内に PC が来なければ動かない。
部屋の隅に追い込まれると、左クリックして驚かさないと動かない。
だから部屋の中を動くときはどのフェレットも壁際や隅に追いやらないように動かねばならない。誘導するときはフェレットに追いつかないように注意する。

パズルの種類は多いのでここでは一々解説しない。RS Wikiの該当記事を読んで欲しい。何か突出して高いスキルがあると、それに関わるパズルを自分一人で解くことを求められることもあるかもしれない。せいぜい前もって研究しておくように。


鍵は部屋の床に置かれた二本一式のカラフルな棒状のもので、新しい部屋に入る前にミニマップ上で部屋の中に一つの赤点があったら大抵の場合それが鍵である (Crafting パズルなど用の Chiselのこともあるし、メンバー用パズルには小部屋にアイテムが散らばったものがあるがそれは別にして)。鍵を取り忘れてマップ中の赤点を改めて回るのは著しい時間のロスなので、部屋に入り次第モンスターにかまわずそこへ突進して取らなければならない。あるいは即席パーティの場合、他の者がそこに取りに行くようでも取ったかどうか見守っていなければならない。2015年の1月のアップデートで、新しく開いた部屋に鍵があった場合白い炎が鍵から上がるようになり、見過ごしにくくなった。

かつては誰かがそのインベントリに入れて持ち歩かねばならなかったが、今は拾われると同時に全員で共有され、インベントリのスペースは塞がないようになっている。鍵には8種類の形状と色で分類される63種がある。ただ large フロアでも全部が出てくるわけではない。ある key door を見つけてそれに合う鍵が無かった場合、その形状と色とドアの位置を報告し同時にメモにしておくのが望ましい。そしてできたら自分のゲートストーンを置いておくとあとで鍵が見つかった時すぐに戻って来られる。

戦闘


Forgotten mage は Bind や 戦闘スキルレベルを軽度にだがドレインする攻撃をしてくるので、他に特に強い敵がいない限り真っ先に殺す必要がある。Bind 対策には Freedom アビリティをアクションバーに用意すること。

リソース・装備・スキル


木材・金属・皮・繊維・魚類などあらゆるリソースは全て Tier (階層) に分けられている。F2Pのリソースの Tier は1から5までである。

武器・装備・食糧も全てその原料の Tier で分類され、採取や加工に要求されるスキルレベルが異なる。あるアイテムの Tier が知りたい時は examine オプションで知ることができる。このうち、木は壁面から、金属は岩から、皮は Mastyx から、魚は池から採取することができる。木と鉱石と Dusk eel までの調理済みの魚はドロップからも手に入る。繊維はモンスターからのドロップか、Smuggler との取引からしか得られない。全て Smuggler から高価だが買うこともできる。全ての採取可能なリソースは一箇所から一度採りつくしたら再生はしない。

最近のアップデートで Tier 6の、さらに Tier 7の装備が F2P 化された。Bovistrangler logs と Zephyrium ores は Smuggler から買え、杖や弓矢や金属装備に加工できる。Bovistrangler tree と Zephyriom rock と Web snipper のポイントはたまにみつかる。Argonite 製品は時々はホームのテーブル上にある。Tier 7 のリソースはなく、製品は P2P でバインドしておかないと手に入らない。Tier 6の製品を装備するのに要求されるレベルはそれぞれ対応するスキルのレベル50である。例えば Zephyrium 2h は Rune 2h 相応である。

また最近のアップデートにより、加工前の木・金属・鉱石・魚、及び焦がした魚はスタッカブルになった。

種類 金属 繊維
Tier 1 Tangle gum Novite Protoleather Salve Heim crab
Tier 2 Seeping elm Bathus Subleather Wildercress Red eye
Tier 3 Blood spindle Marmaros Paraleather Blightleaf Dusk eel
Tier 4 Utuku Kratonite Archleather Roseblood Giant flatfish
Tier 5 Spinebeam Fractite Dromoleather Bryll Short-finned eel
Tier 6
Bovistrangler Zephyrium Spinoleather Duskweed Web snipper
Tier 7 Thigat Argonite Gallileather Soulbell


Runecrafting


Essence はホームのテーブル上にあることも多いし、Smuggler から買ったりモンスターのドロップから手に入れたりできる。
Runecrafting altar はホームの他フロア内の随所に見つかるが、Dungeoneering 中の XP は外部で同じ作業をして得られるもののわずか2%で、しかも時間がかかる。Runespan ができる以前、低いスキルレベルのPCではstaffを作ったりするのはそれなりに悪くないトレーニングになったが、今は余分なものを作る意味はない。

MiningとSmithing


鉱石を採取できる岩はフロア内に固まらずに散らばっていて、最大で一つの岩から五個の鉱石がとれる。何個とれるかは Mining スキルレベルと使う鶴嘴のTierに依存する。鉄床付きの炉がホームのほかあちこちで見つかる。外界と違い精錬に石炭は不要。掘るのは速いし嵩張らないしホームに持ち帰ればすぐ一箇所で熔かして叩けるのでそれなりに良いトレーニングになる。Tier 3 の Marmaros でも鉄よりXPがいい。

Crafting


Mastyx (Stegosaur のような太った生き物) を殺して残る皮を縫って ranger の服を作ったり、モンスターが落とす各種繊維を紡いで縫って mage 用のローブを作ったりが Crafting に含まれる。P2P では罠を作って Mastyx の頭部を切断し一度に数枚の皮を得ることができるが、F2P では運が良くて一枚落とすだけである。同種の皮を数枚集めて Chaps や Coif を作るのはとても現実的ではない。

Fishing


釣るには Smuggler から羽根を買わないといけない。釣りが必要なパズルもあるのでソロで medium フロアを攻める場合は少量買っておいた方がいい。一つのポイントから最大で14尾が釣れる。モンスターが落とす調理済みの魚は Tier 3以下だけなのに対し、釣りポイントはTier 4以上がほとんどである。他の採取系スキル同様、時間あたり XP はかなりいい。

Woodcutting


木は部屋の四囲の壁に張り付いている。間仕切りの壁にはない。Tier 2 の Seeping elm ですら XP は Willow より少し悪い程度なので、ソロだったり他のプレイヤーも採取作業をしている場合は伐るといい。よほど食糧に窮していない限り持ち帰って売る意味は無い。

Fletching


ずっとメンバースキルだったが、2017年十月に F2P スキルになった。Thigat までの木材で弓を、Argoniteまでの鏃で矢を作ることができる。

Cooking


外部と違い、Tier の低い木材を調理に使うと焦がしやすい。また時々 Cooking range が見つかるが、燃料である木材の補充と点火なしでは使えない。レンジを使うと同じ薪を床で焚いた場合より焦がしにくいし、火も長持ちする。

Prayer


Prayer altar という暖炉の前の書見台、あるいは豪勢な仏壇の前の経机みたいな祭壇がところどころにある。Small フロアでも四箇所見つかることもあるし、Medium フロアをくまなく探しても無いこともある。ここで祈ることにより Small フロアでは Prayer レベルの十倍まで、Medium では二十倍、Large では三十倍までのPrayerポイントを回復できる。また骨を捧げることにより埋めた場合の四倍の (F2P としては破格な) Prayer XP が得られる。



ボスルーム


ボスルームが見つかるとその位置がマップに表示される。入り口は戦闘状態のプレイヤーが出られないようになっている。うっかり入ってしまった場合ボスが反応するより早くドアをクリックして出たり、一部のボスでは逃げまわって戦闘状態を終わらせ、その隙に脱出することができる。ボスが強くかつ苦手なタイプなときには入り口の外に Gatestone を置いておく。パーティの強さにもよるが Group Gatestone はボスがいる間は中に持ち込まない方がいい。

ボスからはたいていドロップがあり、それは床に落ちずにランダム (ボスを一人で斃そうが、ボスルームに全く足を踏み入れてなかろうが関係ない) な PC のインベントリに入り、誰々が何々をゲットした、とアナウンスがある。それが自分の欲しい物だったらすかさず欲しいと申し出て譲ってもらいバインドし終わるまで待ってもらうこと。バインドする価値のあるものを落とすボスは Astea Frostweb (片手杖)、Unholy Cursebearer (両手杖) Rammernaut (両手棍棒)。

最初の頃に出会うボスで注意を要するもの

Gluttonous Behemoth


奥の隅に巨大な Mastyx の死骸があり、LP が減るとそれを貪り食って回復する。死骸とボスの間に立って攻撃すれば速く殺せる。

Astea Frostweb


防御 Prayer を無作為に使う。

Bulwark beast


Melee や Ranged の攻撃はまずボスの鎧を壊すことに費やされる。良い鶴嘴が Toolbelt に入っていると装備しなくとも自動的に攻撃に使われる。Magic の攻撃は鎧の影響を受けない。

Luminescent icefiend


防御 Prayer の効かない特殊攻撃を使う。またこのボスの部屋からはテレポートで出ることができない。コンバットレベルの低いうちは、このボスの部屋に入る前に食糧を用意した方がいい。
このボスが一双の手袋を投げ上げるようなモーションをしてから自らを氷の柱にすると、ボスには攻撃が効かなくなり PC に対し天井から氷が連続的に落ちてくる。この特殊攻撃の兆候を見たら即時部屋中を駆け回らないと LP のほとんどを奪われる。駆けまわる時はミニマップで部屋の隅をクリックして対角線上を走らせるといいといわれる。
この特殊攻撃で殺されることはないので、LP が限界まで下がったらもう逃げまわる必要がないが、その後の通常攻撃 (Magic または Ranged)にやられる可能性がある。食べるなら特殊攻撃の止んだ直後に。

Hobgoblin Geomancer


コンバット関係の stats (statistics: 各スキルのその時有効な値) と Prayer point のドレイン攻撃を行う。

Unholy cursebearer


あらゆる stats を下げる攻撃を行う。奥の壁の両サイドにある水盤に触れると回復できるがボスの LP も幾分回復してしまうので利用は必要最小限にする。パーティ全員で攻撃するなら一回使うだけで十分。

Skeletal Horde


三方の壁ぎわの五つの穴からスケルトンの群が現れ攻撃してくる。部屋の左手前の NPC、Skinweaver が立っているタイルに覆われた 7*5 スクエアの区画にいる間、NPCは一時に一人づつだが PC を癒し続ける。スケルトンが二体ないし四体斃れると NPC が壁の穴を塞ぐようにいうので、行ってそこをクリックする。何も言わないのにそれを試みるとほとんどの場合大きいダメージを受ける。壁の穴を全て塞ぎスケルトンを残らず倒して PC の戦闘状態が終わってから NPC に話しかけると梯子が現れる。4-5人のパーティでは時間の節約のため、穴を全部塞いだ時点で一人が戦闘をやめて NPC の所に戻るといい。

フロアの終わらせ方


ボスが斃れると独特の音楽が鳴る (Music が off だと当然鳴らない) のでフロア内のどこにいてもわかるから、居合わせなかった場合も Group Gatestone Teleport などを使って駆けつける。ボスの死とともに、(ほとんどの場合) ボスルーム入り口の反対側にそれまで隠されていた梯子が現れるのでそれを左クリックして現れるメニューから Yes, continue を選ぶ。

Rush や Prestige run 中でなくてもここで待たされることは皆が嫌がる。Large サイズのフロアなどで他のメンバーが他の部屋をできるだけ開くことにこだわっていたり(フロアが深いほどボーナスルームごとの XP が大きいのでそうする傾向がある) 、誰かのためにバインド用の装備を作っているならまだ終わらせる必要はない。

全員が同意するかカウントダウンが終わると XP とトークンの計算画面 (Winterface) が現れる。
ここで Least Harmful などと評価された人は次のフロアでは戦闘でもっと頑張ること。
最初は見ていたいだろうが、パーティの場合は計算が全部演じられるのを待たずにすぐ右下の Skip を選ぶ。続けて次のフロアを攻めるなら Continue を、続けない場合は Leave を選ぶ。

そこで Leave を選んだり、次のフロアでホームの梯子を上がったりした場合、Daemonheim castle の入り口東側の屋上に PC が現れる。西北隅の落ちた階段降り口をクリックすると広場に降りられる。この時 LP やドレインされたスキルほかのステータスがリセットされ、使用中の Prayer もオフになる。

報酬その他


Dungeoneering の報酬


Daemonheim 地下から外にはバグでもない限り経験値と token 以外に持ち出せるものはない。

リソースダンジョン


一定の Dungeoneering レベルに達すると入れるリソースダンジョンというところが Gielinor の各所にある。これが Daemonheim 地下以外で Dungeoneering スキルが役に立つ唯一の場所である。他はともかく二箇所の掘場は、ボットさえ少なければ Mining のスキル上げにずいぶん貢献してくれる。

多くは普通のダンジョンの延長部として存在する。F2P で行けるものを列挙すると、
Dwarven Mine: 要レベル15、入るとすぐ Deposit Box があり、Mithril (6)、銀 (3)、石炭 (13) が掘れる。
Edgeville Dungeon: 要レベル20、Hill Giant が沢山いる他に Limpwort root が拾える。
Karamja Volcano: 要レベル25、Lesser Demon と Imp が多数。
Daemonheim Peninsula: 要レベル30、Willow と F2P エリアではここにしかない Maple が多数。
Mining Guild: 要レベル45、Runite (3)、Adamantite (4)、Mithril (8) が掘れる。ただしギルドの堀場に入るのに 60 Mining が必要。

それぞれ初めて入った時に必要レベルに応じた Dungeoneering XP が与えられる。各レベルに到達したら用がなくとも入って XP を受け取るべし。

Dungeoneering token


あるフロアを完遂したときに与えられる XP の1/10が Token として記録される (小数点以下切り捨て) 。これは Fist of Guthix や Great Orb Project のようなアイテムの形をとらない。いくら持っているかは、長らく Reward trader の賞品画面を見るか Quick chat を使わなくては分からなかったが、2015年9月から Currency pouch で確認できるようになった。

Rewards (賞品)


Daemonheim castle の門を出て最初の階段を降りた西側に盾を抱えて座り込み震えている NPC、Marmaros が Reward trader で、修理もここでできる。

買うに値する賞品


石炭掘りを沢山する人なら Coal bag を。街の炉で鋼以上の金属の精錬をするにも、掘場で Superheat Item を使ってバーを作る際にもとても役に立つ。収容できる石炭はずっと27だったが最近81まで増やされた。
Smithing (精錬は含まない鍛治) を末長く続けたい人は Scroll of Efficiency。一度読めばバーを三本以上要する製品を叩く時、ブロンズで50%、鉄で25%、鋼で20%、Mithrilで10%、Adamantで8%、Runeで5% の確率でバーを一本節約してくれる。
同様に Crafting の材料を節約してくれる Scroll of dexterity。

Amulet of Zealots は Fist of Guthix というミニゲームで Prayer の一時的強化で役に立つらしいが、そのゲームが全く不人気になったので買う価値は今のところ無いだろう。
Nature staff は装備するのにレベルとして Magic 53 と Attack 40 を必要とするが、Gravite staff にかなり近い Accuracy があって、取得に要するtokenがGravite の1/3未満しかも攻撃用の杖として幾ら使っても壊れないので、Gravite を買って維持する自信のないコンバットレベルな間は役に立つ。Gravite を使うようになってからも Nature ルーンを一割節約してくれる (Bind などごく一部のスペル以外はかえって余計コストがかかるが!)。
ちなみに多くの低レベルメイジがクエストで手に入る Tower mindspike を使っているが、Magic レベルが5以上なら 戦闘には Mindspike を使うべきである。それは Burthorpe lodestone から西北にあたる無名のダンジョン (Captain Jute という NPC の北に入口がある) の東側に沢山いる Troll shaman (Level 1) を30匹も殺せば手に入る。デフォルトでは Air だが、どのエレメントにも切り替えができる。

Gravite 武器 (Melee用に2hやRapier、Ranged用に Shortbow、Magic用にStaffなど) は購入時に 40K token、完全に消耗した時の修理に100kgpと6500 token (または1Mgpだけ) が必要。F2PのClan Warsでは高レベルのプレイヤーはほぼ例外なくこれらを装備しているし、彼らのレベルでは Gravite 武器の2本くらいトレーニングでガンガン使いながら維持するのはなんでもない。
刀剣は55 Attack、弓は55 Ranged、杖は55 Magicあれば装備できるが、メインのコンバットスキルがわずか55や60ではこれらの維持は重荷になるかもしれない。いいDungeoneering仲間に恵まれていれば別だが。金もtokenも用意できないで無用の長物となり1Mの金をクラン仲間にせびったりしていたプレイヤーも知っている。よく考えて買おう。

あと Melee の人なら Brawler's hook necklace 、ranger なら Farsight sniper necklace 、mageならArcane blast necklace。かつては Longbow sight (今のShieldbow sight) は対人戦において強力なアイテムだったが今では無価値になった。Tome of Frost は、杖が両手武器に変更されたりして使い勝手がやや下がった。しかし 2014年8月から Demon Slayer クエストで得られる Avernic wand と共に装備すればルーンなしで Water spellsが使える。それ以前にクエストをやっている人は Varrock の美術館の北の教会の入り口にいる NPC から Avernic wand を手に入れられる。 Gem bag は F2P では買う意味がほとんどない (カットしてない手持ちジェムが合計100以内なら銀行のスペースを二つ節約してくれるというだけ)。

用語


()内は略号
Host: メンバーを募って Dungeoneering を開始したPC。Keyer、Leader、Starterなどとも。
Smalls: 1から29までのフロア (の連続ラッシュ)。ただし、FCやクランにより1~17を指す場合がある。
Larges: 30から35までのフロア (の連続ラッシュ)。FC やクランにより Furnished Larges (18~23と24~29)と Ab2 Larges (30~35) に分ける事がある。
Surface: 地表、Daemonheim castle。または再編成などのためいったん地表に戻ること。
Regroup: 欠員補充などの目的で地表に戻って再びパーティを組み直すこと。
Ditching: 一般に見捨てること、ここでは一フロアの攻略途中でパーティを抜けて去ること。
Ragequit: パーティ内の不和からブチ切れてフロア途中で抜けること。
Random, Randomer, Randie: Daemonheim castle の広場で勧誘されたパーティメンバー。または常にそういうパーティで遊ぶプレイヤー。日本人 MMORPG プレイヤーの間ではそういうパーティを野良というらしいが、こちらは常に個々のプレイヤーを意味する。
Raid: 一フロアの攻略のこと。
Run: 幾つかの前もって決めた範囲のフロアを連続攻略すること。
Dc'ed: Disconnected の略。
Tyffs: Thank you for the floors の略。このフロアが済んだら抜けるという意思表示でもある。
Difficulty: 一連の攻略を始める際、Complexity の次にホストが選択を求められるダンジョンの難易度。パーティの人数より Difficulty が低ければフロアXPからペナルティが減算される。
Home tele (Ht): ホームにテレポートで戻ること。
Home key (Hk): ホームにあるドア (Home door) を開く鍵。あるいはその鍵が見つかったということ。
Mem: 有料版のスキルを要するので解除不可能なドアやパズル。
Mgt (Move gatestone teleport): Group gatestone を適切な場所に移動しろという要求。
Dead end (De): 開けた部屋が行き止まりだったということ。
Critical path (Crit): ホームからボスルームへ行くのにどうしても通らざるを得ない道筋。習熟すれば様々な兆候からガイドモードなしでも見分けられる。
Gd: Guardian door の略。
Gg: Group Gatestone の略。
Boss (B): ボスルームを見つけたということ、
End (E): ボスを斃した後梯子をクリックして continue を選び、フロアを終わらせろという要求。
Ggt: (皆に) Group Gatestone へテレポートして来るようにという要求。
Gtb: ボス戦のために Group Gatestone にテレポートして来るようにという要求。
Gte: フロアを終わらすために Group Gatestone にテレポートして来るようにという要求。
Gate (G8): 指定の Keydoor 前に (Personal) Gatestone を置くこと。またはそうしろとの要求。
Dino: Dinosaurの略。Mastix のことで、非攻撃的なモンスターであり Guardian door の内側でも殺す必要はない。Big bones と、時々 Crafting で使える皮を落とす。以前はこれを殺すとフロア XP が減るという迷信が広く信じられていた。
Keyer: Group Gatestoneを運び、Critical path を見分け、Tooler らを Boss room へと導く役。どうしても必要な場合以外パズルや Guardian door のモンスターにも関わらない。通例 host が務める。2012年4月のアップデートまでは全ての鍵を保管した。最近ではリーダーの別名として以外は使われない。
Tooler: Group gatestone を運ばない、リーダー以外の Combatant をこう呼ぶことがある。
Skiller (Sk): 必需品を作ったり、Guardian door 以外のスキルを要するドアを開けたりする役目。通例コンバットレベルが3の PC をそう呼ぶ。クランや高レベル Dungeoneer の集まる F2P 鯖では 2cb3sk といって戦闘員二名とスキラー三名がパーティを組むことが行われる。コンバットレベル 3のスキラーを三人入れて 3:5 Difficulty を選択することで、低 Difficulty のペナルティはモンスターやボスのレベルが低いための攻略時間短縮で十二分に相殺される。
Combatant (Cb): Guardian door を開くためや、その他 Keyer や Skiller の要求に従いモンスターと戦う要員。Combater、Cber、Fighter とも。
Leech、Leecher: 通常 Seller に金を払って一部のパズル解除に行く以外何もせずに XP を得るプレイヤー。また一フロアの攻略中何もしなかった場合、そのプレイヤーにはWinterface で Leecher のタイトルが与えられる。
Seller: 一人のプレイヤーから金をとって leech をさせるプレイヤー。Daemonheim castle の広場で”Selling floors”"Cheap floors"などと呼ばわっているのを見かけると思うが、それが彼らである。専門の FC も存在する。
Suicide keyer (Suicider): 金を払った客である PC (=Leecher) に最短時間でフロアを攻略し経験値を得させる目的で、そのゲームでの自分の獲得フロア XP は無視して自発的に死ぬことにより LP や Prayer などをリセットしながら戦う Seller。
DGSweeper: Dungeoneering 用外部アプリ。

英文が読めるなら参考になるリンク集


F2P Dungeoneering training Wikia Runescape Wiki の記事
Party guide 同上
Equipment 同上
Puzzles 同上
Bosses 同上
Rewards 同上
Introducion to F2P Dungeoneering Gumiのオーナーによる解説

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